【 初心者向け:キンギョソウの育て方 】 |
その名の通り花の形が金魚に似ている可憐な花ですが、花の色も白・黄・橙・赤・桃などあり、ある程度まとめて植えると非常に艶やかな花壇になります。 |
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背丈が高く華やかで、日本の気候に適した花です。 品種としては、花の開きが大きく切り花などに使われることの多いマダムバタフライや、鉢植えに適したフローラルカーペット、さらには庭など屋外でも育てやすいコロネットなど環境に強い種があります。 |
よい株の選び方 |
葉っぱの色が濃く、株元がぐらつかないものを選びましょう。 |
種まきの時期 |
一般的なのは10月ごろに種まきをしますが、寒冷地では4月に行ないます。その場合、種子が小さいのでピートバンにばら撒くようにし、土はかぶせないようにします。また、発芽したら水やりを減らして日光によく当てるようにしてください。 |
成長時期別ポイント |
<仮植え> 発芽したら新しいピートバンに広げて植えるようにし、本葉が2〜3枚出てきたところで3号ポットに1本ずつ植えてやります。
<定植> 本葉が5〜6枚になったら定植にします。鉢植えにする場合は4号に一株、庭に植えるのなら株と株の間を20cmくらい空けてやります。また、庭の花壇に植えるときは、あらかじめ土壌を苦土石灰で中和し堆肥と化学肥料を混ぜ合わせておきます。 |
水やり |
鉢植えの場合には水を与えすぎると根腐れを起こします。庭植えの場合には、土の表面が白く乾いてきてからたっぷりと水を与えるようにします。 |
切り戻し |
花が咲き終わる度に、花穂の下で切り戻してやると、新芽が伸びてきて再び咲かせることができます。 |
その他育て方のポイント |
<病害虫> 春先3月〜4月ごろにヨトウムシが幼苗を食べてしまうことがあります。またアブラムシもつきやすいので、オルトラン粒剤を月2回程度まいて予防することをオススメします。 |