【 初心者向け:スイセンの育て方 】 |
ヒガンバナ科の耐寒性球根で、秋植え球根の代表的な存在の花です。別名セッチュウカとも呼ばれ、花の色も白、薄黄、黄、榿、桃、緑、複色などがあります。 |
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基本的に水やりを欠かさなければ問題なく育ってくれる花です。有名なところでは、ラッパスイセンや小さな花が咲く房咲きスイセンなどがあります。 |
植える場所 |
水はけと日当たりのよい場所に植えましょう。ただし、暑さに弱いので鉢植えなら夏は日陰に置くようにします。 |
成長時期別ポイント |
<植えつけ> 庭植えの場合、間隔は10〜15pで球根の高さの2〜3倍に土をかぶせます。鉢植えの場合6号鉢に3球を目安とし、球根の頭が隠れる程度に土をかぶせましょう。早咲きスイセンは遅くても8月までに植えつけるようにします。 植えつけの土: 庭植えの場合、堆肥を混ぜ緩効性化成肥料を加えます。鉢植えの場合、小粒の赤玉土と腐葉土を7対3で混ぜ、緩効性化成肥料を加えます。 植えつけのポイント: 植えつけ時期が早いと霜に当たって葉が傷み、遅すぎると花はつきますが生育が悪かったりするので、適期を逃さないように注意します。
<定植> ・・・・・・。 |
水やり |
庭植えの場合は乾燥したら与える程度で構いません。鉢植えは土が乾いたらたっぷりと与えるようにします。 |
その他育て方のポイント |
<病害虫> アブラムシを媒介してモザイク病になることがあるので、オルトラン粒材を月に1〜2回程度まき、害虫駆除を行ないます。また、花や葉を食い荒らすスイセンハナアプの幼虫が寄生しやすいので同様に対策します。
<その他> 上手に花を咲かせるポイントとしては、花後に残った葉を刈り取ってしまうと球根が太らず、翌年よい花をつけないので、できるだけ葉を傷めずに長期間残すようにします。 |
肥料のやり方 |
特に追肥は必要ありません。 |