【 初心者向け:アジサイの育て方 】 |
ユキノシタ科の耐寒性落葉低木で、日本中の日当たりのよい場所・・・だけでなく半日陰の場所などでも育ちます。 |
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アジサイは日本に自生する花木で、江戸時代にヨーロッパに渡って品種改良が進み、鉢花としても楽しめるようになりました。 花色は、白、赤、桃、紅紫、紫、青、複色などがあります。 |
よい株の選び方 |
茎が太くしっかりとして、葉のツヤの良いものを選びましょう。 |
植える場所 |
程度にもよりますが、多少なら日陰でもOKです。ただそうは言っても、なるべく日当たりのよい場所を選んでやりましょう。欲を言うなら、冬に北風が当たらないような場所がベストになります。 |
成長時期別ポイント |
<植えつけ> 4月に開花株を購入し、花後のタイミングでいいので株の3倍程度の大きさの穴を掘り、植えつけをします。 植えつけの土は、堆肥を混ぜて緩効性化成肥料を加えておきます。 <剪定> 花が終わったら、花がらの下3節目にある新芽を残して切ります。※剪定は9月以降に行うと、翌年の花芽がつかなくなりますのでご注意ください。 <挿し芽> 水はけのよい土に、剪定で切った枝を挿します。また、葉は横に半分に切っておきます。
<仮植> 20日ぐらいで根が出てきたら鉢上げをします。(ハイドランジアの場合、ここで4号鉢に定植してしまいます。)仮植の土は、赤玉土と腐葉土を7対3で混ぜ緩効性化成肥料を加えたものを用意します。
<定植> 1ケ月程で庭に定植しましょう。定植の土は、植えつけの土と同じで構いません。 |
水やり |
水を好む植物であるため、乾いたら与えるようにします。鉢植えの場合には、鉢の土が乾き始めたらたっぷり与えるようにしましょう。 |
その他育て方のポイント |
<病害虫> ハイドランジア(セイヨウアジサイ)にはハダニが発生しやすいので、ケルセンなどを蒔いておきます。
<その他> 梅雨の時期には斑点病になりやすいので、ダコニールを薄めて1回/週くらい与えてやります。3〜4月にはウドンコ病にかかることがあるので、サプロールを散布して予防します。 |
肥料のやり方 |
花が終わったら、株の周りに溝を掘って、同量の油かすと鶏糞をまきます。鉢植えは10日に1回液肥を与えるようにすると丈夫に育ちます。 |