TOP PAGEDIY TOP花壇に植えたい【花】/ハイビスカス育て方


【 初心者向け:八イビスカスの育て方 】

名前を聞いただけで南国ムードが漂ってきそうなハイビスカスですが、やはりハワイの州花にもなっているような華やかな花です。
アオイ科の非耐寒性常緑低木で別名をヒビスカスともいいます。花色は種類が多く、白、黄、榿、赤、桃、紅紫、複色などがあります。
種類としては派手な大輪のハワイアン系と、中輪のヨーロッパ系がありますが、育てやすいのはヨーロッパ系で鉢植えなどでよく見かけます。
よい株の選び方 花つきの良く葉の色が濃いものを選びます。
栽培する場所 鉢植えであれば、春から秋にかけては屋外のできるだけ日当たりのよい場所を選び、冬には室内の窓際に移動させるなど、とにかく日が良く当たる位置に置きましょう。また、庭植えの場合であっても、鉢に植え替えて室内に置かれるなどの方法をオススメします。
植え付けと土 鉢植えの状態で購入された場合は、(上段の理由から)そのまま楽しむようにしましょう。ただ、根の生育がよいので、購入された翌年の春くらいまでには植え替えた方が良いですし、その後も年に1回は植え替えるようにします。
植え付けに使う土ですが、買ってきた鉢植えを植え替える時には、赤玉土と腐葉土、それにバーミキュライトを7対2対1の割合で混ぜて、緩効性化成肥料を加え土を作ります。庭に植える時は、充分な堆肥と緩効性化成肥料を加えた土に植えます。
挿し木 挿し木の時期は6月頃で、その際に10〜15p程度に枝を切って赤玉土に挿しておきます。すると1〜2ケ月で根が張ってきますので定植します。
水やり 南国の花ですので、夏季には毎日鉢底から水が溢れ出るまでしっかりと与えるようにします。庭植えされた場合は土の表面が乾てからで構いません。
その他育て方のポイント <病害虫>
アブラムシがつきやすい花なので、事前に土にオルトラン粒剤をまいて予防しておくと良いです。また、ハダニが付いてしまったら、ケルセンやアカールなど殺ダニ剤を交互にまいて駆除するようにします。
カイガラムシの場合には歯ブラシ等でかき取ってしまえば良いのですが、この虫は成虫になってしまうと殺虫剤があまり効かなくなるので、幼虫のころに駆除するようにしましょう。
肥料のやり方 春から秋には月1回ペースで置肥をしますが、冬になったら与えなくても良いです。