TOP PAGEDIY TOP花壇に植えたい【花】/ヒマワリ育て方


【 初心者向け:ヒマワリの育て方 】

真夏が似合う花の代名詞といえばヒマワリでしょうか。降り注ぐ太陽光をいっぱいに浴びてスクスクと育つ、小学校の理科でもお馴染みの非常に育てやすい花です。
キク科の非耐寒性一年草で、別名をヒグルマ、ニチリンソウ、サンフラワーなどと呼びます。花色の色は代表的な黄の他にも、橿、赤といった品種もあります。私たちが思い浮かべる種は高性種のもので、周りを圧倒するくらいに伸びて背丈1.5〜3mにもなり、花の大きさも30pにもなります。また、最近では家庭の花壇向きに改良?された品種:ビッグスマイルの人気も出てきました。
よい株の選び方 背が高く育つため、茎がしっかりとしていて、株がふらつかないものを選ぶようにします。
植える場所 ヒマワリは向日性が強いので、とにかく日当たりがよい場所を選んで植えましょう。
種まきの時期 種まきは4月上旬〜5月上旬に直まきをします。ビッグスマイル(矮性種)を鉢植えにする場合には、5号鉢に1株を目安に2〜3粒の点まきにすればよいでしょう。そしてしばらく後に間引きをし、よく育っている株を1本残すようにします。庭の花壇に植える場合には、矮性種で約20p間隔、高性種で約50p間隔に株と株を離して植えます。
種まきに使う土ですが、庭植えは、堆肥と緩効性化成肥料を混ぜたものを使用し、鉢植えの場合は小粒の赤玉土と腐葉土を7対3で混ぜ、緩効性化成肥料を加えてから使うようにします。
支柱 高性種のヒマワリでは、蕾が徐々に付きだしたら支柱を立てましょう。その場合、夏に茎が成長することを考慮し、少し緩めに支柱にヒモで結びます。
水やり 暑い夏には毎日与えるようにします。特に矮性種は乾燥に弱いので朝夕の2回/日くらい水やりしても良いでしょう。
その他育て方のポイント <病害虫>
ハダニが発生しやすい真夏には、ケルセンなどの殺ダニ剤を葉っぱの裏にまいて駆除してやります。

<その他>
ヒマワリは丈夫な花なので病気の心配などあまりありませんが、雨に当たった後などは病気になってしまうことがあります。ですので、梅雨の時期にはベンレートといった殺菌剤で予防すると良いでしょう。
肥料のやり方 葉っぱの色が悪くなった時のには液肥を薄めて与えましょう。ただ基本的に追肥をする必要はありません。