TOP PAGEDIY TOP>庭づくりDIY:1月のガーデニング作業




【 1月の庭ガーデニング作業:■ 花壇 ■ 】

用地の掘り返し 穏やかに晴れた日を狙って、花壇や庭土を深く掘り返し、冷気と日光にさらす。
こうした作業で土中の殺虫・殺菌だけでなく、霜や凍結していた土をほぐすことで排水効果が増す。

ただし、まだまだ寒空が続くので、北風や霜への対策は必要。
掘り返しが完了したら支柱を立てて、ビニール等で覆っておく。
水やりと湿度調整 t雨も降らず、乾燥した日が続くときは、土を指先で掘って3pぐらい乾いていたら、穏やかな日の午前中に水やりする。

特に草花でも、幼苗や球根類にたっぷり灌水をし、開花しないフクジュソウには午前中に芽先から葉水をふりかける。
一・二年草の種まきと植えつけ 暖地でハナナの種まきができるほか、ネモフィラやビオラ、ムラサキハナナなどを、南向きの場所なら植えつけられる。ただし、寒い日や夜間はビニールなどで防寒する必要がある。
宿根草の植えつけ デージー、イベリス、プリムラなど、暖地の日当たりのよい場所なら可能。

ほかにシャノヒゲ、トクサなどの常緑草ものや、ツワブキ、テイカカズラなどの小苗の植えつけは下旬ごろから可能。
鉢植え(正月用など)からの植え替え この時期に植え替えられるフクジュソウなどを、軒下や落葉樹の下などに浅植えにする。移植後はマルチングしておく。

ほかに、寄せ植えなどのカバープランツも、寒さに強いラミウムなどを半日陰地の庭木の下などに植え替える。


【 ■ 庭木・花木 ■ 】

花木・果樹への寒肥 休眠中の冬に庭木などに施す寒肥は、春の芽出しにも有効で特に花や実をつけるもの(コンテナ栽培は不要)には欠かせない。
ただし、多すぎたり植えつけたばかりの苗木などに与えると、肥焼けして枝葉ばかり伸びるので要注意。
根切りと切り戻し ウメ、カキ、モモなどを移植のための根切りをしたときは、地上部も切り戻しておく。
今年の花が見られなくなることもあるが、確実に根づかせる。
植えつけと植え替え 暖冬下での植えつけなら、カイドウ、オウバイ、ナンテン、ムクゲなどの小苗で、植え替えは、ハナミズキ、ミツマタ、ヤナギなどの若木なら可能。
いずれも植えつけ時には充分な水やりをし、乾燥防止に株元には盛り土をして、彼岸ごろに周囲にかき寄せ、浅植え状態に戻す。凍結防止にはマルチングが有効。
繁殖方法 株分けでは、南向きの暖地なら、テイカカズラやヘデラなどができ、花木ではキンシバイやハギなどが可能。


【 ■ 鉢もの ■ 】

開花中の昼夜の調整 花がら摘みをこまめに行ない、一日中、日当たりに置いたものは、夜間に乾燥しない程度の加湿を。小鉢ならビニール袋などをかぶせ、発泡スチロールなどで保温して休ませる。

カルセオラリア、シネラリアなどは、温室の促成栽培なので室温に慣れるまでは日中は外の日当たりで夜間は室内に戻す。
水やりと追肥の管理 水やりは、生育中の球根以外は表土が乾いてから与える程度にする。

追肥は、開花中のシクラメン、プリムラ、ベゴニアなどに施し、肥料はリン酸分が多い液肥1000倍液を月2回ぐらいで。