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| 【 2月の庭ガーデニング作業:■ 花壇 ■ 】 |
開花直前の管理 |
冷たい風の中にも春の日射しを求めて、芽ぶき始めた草花。 晴天が続いて乾燥ぎみなときは、土中の養分を吸収しやすいように、暖かい日の午前中にたっぷり水やりをする。 また、芽を出し始めた球根類や、株が大きくなり始めてきている草花などには、薄めの液肥2000倍を少量施し、根の生長を促してやる。
地中に根を張る宿根草には、有機質の野菜くずや果物の皮などを根から離して少しずつ施し、さらに緩効性の化成肥料も混ぜておく。 |
雑草の除草 |
暖かくなってくると、雑草の生長も早いので、気づいたら取り除く習慣をつける。 病害虫の発生も防げ、その分、開花期も早められる。 |
一・二年草の植えつけ |
下旬ごろに、キンレンカの種まき。
苗の植えつけでは、ウォールフラワー、スイートアリッサム、リナリア、ロペリアなど。 |
宿根草の植えつけ |
スミレ、サクラソウ、デージー、デルフィニウム、クレマチス、アメリカフヨウなどの植えつけ。 |
球根の植えつけ |
アッツザクラ、シラン、アマリリスなど。 |
| 【 ■ 庭木・花木 ■ 】 |
剪定と切り戻し |
サザンカやマサキ、ヒイラギなどの生け垣は、芽ぶきの新緑を迎えるためにも、この時期に刈り込む。
ウメは開花前に不要な枝を剪定し、開花後は間引きして細枝を切っておく。
遅くまで開花して剪定していなかったバラは、2月初旬までにすませる。 |
つる性樹木の管理 |
アケビ、ツルバラ、ノウゼンカズラなどは、細枝は除去して太い枝を残し、フェンスなどに誘引しておく。 |
植えつけと植え替え |
植えつけは中旬以降に、落葉低木や花木類ならほとんどできるが、発芽が遅いネムノキなどや、ザクロ、サルスペリのように暖地性のものは芽が動き出してから植えつける。
植え替えも同じころから、エニシダ、シラカバ、ムラサキシキブなどの落葉樹木の小苗なら可能。 |
繁殖方法 |
力エデ、モミジ、カリン、ボケ、モクレン類、ヤマボウシなどの種まき。 |
| 【 ■ 鉢もの ■ 】 |
鉢植えから庭への移植 |
防寒などのために鉢植えしていた庭木や花木類は、中旬以降ほとんどが植えつけ・植え替えの適期に。
水栽培をしたヒアシンスなども、根が傷んでいないものを花壇に植え込み、肥料を施すと、翌々年ぐらいには開花することになる。
また、コンテナなどの寄せ植えも、根が込み入ってきたら、庭に植え替え、新しく寄せ植えすることも。 |
サボテン・多肉植物の植え替え |
2〜3年たって大きくなったサボテンは、植え替え時に切って、切り口を洗い乾燥後に挿し木でふやすとよい。
植え替えは、新しい土に卵のカラや貝がらを細かく砕いて混ぜ、株についた土を半分ほど落として根を整理して植え替える。切り離した茎は、挿し床に挿して株に生長させる。 |
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