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| 【 4月の庭ガーデニング作業:■ 花壇 ■ 】 |
花がら摘みと管理 |
満開期を過ぎた花は、放置しておくと結実して苗を弱らせたり、花弁を腐らせるので、花がら摘みをこまめに行なう。
スイートピーなど、秋まきのつる性の草花には、専用ポールやフェンスなどの支柱をして誘引する。 |
一・二年草の種まきと苗の植えつけ |
コスモスやカモミール、マリーゴールドなどは、平箱やプランターに種をまき、本葉2〜3枚で鉢などに植え替えする。
ただし、センニチソウやケイトウ、ヒマワリなどは、移植を嫌うので、庭先や花壇などに直まきする。 |
宿根草の植えつけと株分け |
プリムラ類は花がらを摘み、種子があれば箱か鉢にばらまく。 土はかぶせず、本葉2〜3枚になったら仮植えにする。
キキョウやアメリカフヨウなどは株分けしてふやすことも。
根張りのよいアガパンサスは3〜4年ごとに、連作を嫌うシャスターデージーは株分けして新しい場所に植え替える。 |
球根の植えつけ |
アマリリス、カラー、カラジウムなどの球根を植えつける。
グラジオラスは2〜3回土寄せして植えつけ、70〜100日後ぐらいで開花するのでシーズンをずらして楽しむことも。
チューリップなど早咲きの球根には、開花後にお礼肥を。 |
| 【 ■ 庭木・花木 ■ 】 |
花木へのお礼肥 |
力イドウ、シモクレン、トサミズキ、マンサクなど、花が咲き終わったころに、お礼肥を施す。
速効性の化成肥料(チッソ:リン酸:カリ=1:1:1)か、油かすを化成肥料に混ぜたものなど、土壌に合わせてごく少量を根元の周囲にまいたり、枝先の下にすき込む。 |
植え替えと根切り |
》落葉樹でも、芽の動きが遅いカキやザクロなどの小苗なら、まだ間に合うので、浅く植え込んで支柱を立てる。
この時期、花木の根が出始めたころに、根切り(根の周囲1/2〜1/3くらいを切り詰める)しておくと花つきがよくなる。
また植え替えにも、根切りしたものが必要で、ツバキやサザンカなど植え替えの難しい花木には欠かせない作業。 |
枝切りと剪定 |
ウメやボケ、コブシなどは、花が終わったころに剪定し、花つきのよいものを枝切りして、次に花芽になる部分は残す。
ユキヤナギやレンギョウなど小枝が多い木は、2〜3年たった古い枝は株元から取り除き、細い枝は3年ぐらいで切る。 |
挿し木・取り木 |
この時期、挿し木に向くのは、サツキ、ツツジ、ムクゲ、バラ、サルスベリ、レンギョウなど。
取り木でふやすなら、ロウバイ、マンサク、ツバキ、モクレン、フジなどが最適。
接ぎ木はビワや相橘類の果樹が向き、接ぎ木すると台木から芽が出てくるので、新芽はかきとるようにする。 |
| 【 ■ 鉢もの ■ 】 |
寄せ植えと植え替え |
寄せ植えも、根張りしてくると窮屈になるので、大きな鉢に植え替えるか、それぞれ別のコンテナや地面に植え替える。
山野草(スミレ、イカリソウ、ダイモンジソウなど)も、大株になったものは株分けし、新しい培養土に植え替える。 |
日照管理 |
冬越しした鉢花は徐々に日に当て、シュンランやエビネはカーテン越しの光などで調整して半日陰地に置く。 |
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