TOP PAGEDIY TOP>庭づくりDIY:5月のガーデニング作業




【 5月の庭ガーデニング作業:■ 花壇 ■ 】

開花前後の管理 クレマチスやツルバラなど、つる性植物を誘引する。
アーチやトレリス、フェンスなどを用いて早めに準備しておく。

シャクヤクやスズランなどは開花後に薄い液肥を追肥する。

小害虫が発生しやすい時期なので早めの駆除を。
一・二年草の種まきと苗の植えつけ パンジーやポピー、キンセンカ、ヤグルマギクなど、開花後に種がとれたときは、秋まき用に紙袋で保存しておく。

発芽しやすいアサガオやサルビア、ジニアなどは種をまき、ロベリア、コリウス、ペチュニア類はポット苗で植えつけ。
宿根草の植えつけと管理 アルメリア、プリムラ、シバザクラ、スズランなどは暑さに弱いため、花が咲き終わると秋に植え替えや株分けをする。

アヤメやアイリス、ハナショウブなどは、開花後に花がらを取り除き、大株になったものは株分けして別の場所に定植。

キクやマツバボタン、マーガレット、ミヤコワスレなどは、挿し木でふやせるので、5cmほどの穂木を新しい土に挿す。
球根の植えつけと管理 チューリップやムスカリなど、秋植えの球根が花を咲かせているが、開花後は花がらを摘みとり、速効性の液肥を施す。
葉はそのまま残し、黄変したところで球根を掘り上げる。

アマリリスやダリア、カンナ、グラジオラスなど、春植えの球根があれば、この時期に早めに植える。


【 ■ 庭木・花木 ■ 】

整枝と根切り作業 ツバキやツツジ、サザンカなどの花木類は、花が咲き終わって、芽が動き出す前のこの時期に整枝を行なう。
整枝するときは中心部を切り戻し、密生した枝を間引きする。

また、この時期に根切りをしておくと、細根が多く発生して翌年に花つきがよくなり、植え替えもしやすくなる。
植えつけと植え替え バラをはじめ、アセビ、ヤツデ、ムクゲ、ネムノキ、エニシダなどの苗木は根づくまで支柱をして浅く植えつける。

植え替えは、カルミナ、サツキ、ツツジなどの根切りしてあるものを。若木ならば、アオキやツバキも植え替えは可乾
挿し木・取り木 挿し木をするなら、センリョウ、ナンテン、クチナシなど。

取り木は、力エデやモミジをはじめ、カリン、ザクロ、フジ、オガタマなどで、枝ぶりのいいものを選んで行なう。
その他の管理 オウバイ、マンサク、カイドウ、ユキヤナギ、コデマリなどの花木には、開花後に速効性の肥料(草木灰、くん炭など)をお礼肥として施す。

マツのみどり摘みや、ウメの捻枝作業もこの時期にするが、加減が必要なので、慣れないときは職人に頼むことも。

生け垣は、この年1回目の刈り込みを行なう。


【 ■ 鉢もの ■ 】

シクラメンの夏越し方法 シクラメンは、まず雨に当たらない、ほどよい光が入る涼しい所に置く。夏越しには、(1)球根を掘り上げて秋の植えつけまで休眠させる「ドライ」法と、(2)夏でも鉢底から水やりを続けて葉を茂らせて秋口までおく「ウェット」法がある。
●芽かきとお礼肥 セントポーリアなどは、側芽を早めにかきとり、伸びないようにしておくと、花つきがよくなる。