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| 【 6月の庭ガーデニング作業:■ 花壇 ■ 】 |
・草取りと芝刈り ・排水の工夫 |
夏に向けて雑草が多くなるので、早めに抜きとる。 芝生も茂りすぎると蒸れたり生育も悪いので、刈り込み作業が必要。
梅雨入り前、庭や花壇のまわりなどをチェックし、水がたまりやすい場所には細い枝の束や粗石などを埋め込む工夫を。 |
一・二年草の種まきと植えつけ |
キンギョソウやオダマキなどの種まきができるが、過湿しないように育てること。 ヒマワリやコスモスは、この時期に種をまくと揃って芽を出し、小さめに育てられる。
ポット苗なら、暑さに強いニチニチソウやトレニア、挿し芽でふやせるコリウスなども寄せ植えなどに最適。 |
宿根草の植えつけと株分け |
キキョウやバーベナ、ギボウシなどの植えつけができるが、日当たりや半日陰地に向くものなど、移動できる鉢植えも利用して、それぞれに合った場所に植えつける。
ジャーマンアイリスやハナショウブは株分けして、同じ場所を避け、水はけのよい場所に浅く植える。 |
球根の掘り上げと管理 |
スイセン、クロッカス、チューリップなど、葉が黄変した春咲き球根を掘り上げ、日陰で乾かして涼しい場所で保存する。 ただし、球根でも保存方法が違うものがあるので、要確認。
夏咲きのダリアやグラジオラスには、支柱を立て直したり、土寄せ作業もやっておく。 |
| 【 ■ 庭木・花木 ■ 】 |
芽摘み・剪定・刈り込み |
カエデやモミジ類、ケヤキ、シデ類などは、新芽が開ききらないうちに、春から伸びた芽や葉を摘みとる。
ウメ、サルスペリ、ハナミズキなどは、風通しや日照をよくするため、新芽が伸びた後長枝を剪定する。ひこばえ(根株から出た芽)や胴吹き芽(幹から出た芽)も同様に行なう。
サツキやツツジは花つきが悪くなるので、開花後、生け垣やトピアリーに仕立てたものは早めに刈り込む。 |
植えつけと植え替え |
この時期の植えつけや植え替えは、落葉樹は避け、カシ、イヌツゲ、ゲッケイジュなどの常緑樹を中心に。 コニファー類(針葉樹)も若い苗木ならば、植え替えられる。
植え替えや植えつけの後は、よく根づくように水やりし、さらに乾燥を防ぐなら、マルチングをしておくことも。 |
挿し木・取り木 |
挿し木に向くのは、アジサイ、ツルバラ、オウバイ、レンギョウなどで、遮光して発根させる「密閉挿し」には、クチナシやジンチョウゲなどを10cmほど切って、挿し穂にする。
取り木は、アオキやサザンカ、ツバキなどの常緑樹のほか、ハナミズキやザクロ、サルスベリなどの落葉樹も可能。 |
| 【 ■ 鉢もの ■ 】 |
花がら摘みと切り戻し |
ゼラニウム、ミニバラ、インパチェンス…と次々に花を咲かせる時期なので、こまめに花がらを摘む。 サフィニアやルリマツリなどは、思いきって切り戻すと長く咲いて楽しめる。 |
梅雨と日照管理 |
雨に当てるアジサイ、雨に弱いペチュニア、日当たりを好むアメリカンブルーなど、それぞれに合った場所に移動する。
また、蒸れたり根腐れしないように排水をよくし、施肥は雨で流れても大丈夫なように、固形肥料を鉢縁に埋め込む。 |
観葉植物の植え替え |
ヤシ類の植え替えができるので、わき芽が出ていたら株分けして新しい用土に植え替えるか、コンテナの寄せ植えに。 |
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