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| 【 11月の庭ガーデニング作業:■ 花壇 ■ 】 |
冬越しと防寒対策 |
紅葉が色づくころ、庭仕事は冬に備えて早めの防寒対策を。
秋まきした苗や植え替えたばかりのものには、ビニールなどを用いて防風・防雪。
休眠期に入った球根や宿根草には、マルチングして寒さを防ぐなど、霜が降りる前にすませておく。 |
腐葉土と堆肥づくり |
落葉がたまったら米ぬかなどを混ぜて腐葉土をつくり、雑草や枯草は野菜くずなどを混ぜて堆肥づくりに。 いずれも庭から得られる有機質を活用したリサイクルで、ポリバケツなどに入れ、雨に当てないように保存する。 |
一・二年草の種まきと植えつけ |
寒さに強く、冬から早春にかけて咲かせる、ハボタンやパンジーやビオラなどは、早めに植えつけて根づかせる。
種まきは、ストックやムラサキハナナなどを上旬までに。 |
宿根草の植えつけと株分け |
株分けは、繁殖力も旺盛で寒さに強いフクジュソウをはじめスズラン、ストケシア、リボングラスなどが可能。
植えつけは、ツワブキ、シロタエギク、クレマチスなどを。 |
球根の掘り上げと植えつけ |
春咲き球根の掘り上げは、アネモネ、スイセン、スノーフレークなどを中旬までに。 チューリップ、ダッチアイリス、ムスカリなどは中旬以降に行なう。 ただし、暖地などでは掘り上げないで、腐葉土などをかけて冬越しすることも。 |
| 【 ■ 庭木・花木 ■ 】 |
整枝・剪定と根回し |
木枯らしが吹いて、本格的な冬に入る前にやっておきたいのは、生け垣の最後の剪定と庭木の根回し。
生け垣は、古葉や貧弱な枝を取り除いて寒肥を施す。
根回しは、移植する庭木(小苗や低木以外)を半年から1年前に根切りしておく必要があり、側根を切って細根の発生を促し、そのまま埋め戻しておく。 |
水やりと肥料 |
水やりは、秋に植えた苗木などが異常乾燥で土の表面が乾いたときに、午前中に量を少なめに与えるぐらい。
肥料は、落葉樹の植えつけ時などに、寒肥を施す程度。 |
植えつけと植え替え |
キンモクセイ、ヒイラギナンテン、カイドウ、マユミ、ニシキギなど、落葉樹の植えつけ期なので寒冷地以外なら常緑樹を含めほとんと可能。
早春に開花するウメやマンサクなどは落葉したらすぐ植え替え、ロウバイもこの時期に行なう。 |
繁殖方法 |
センリョウの挿し木やコデマリ、レンギョウなどの株分けのほか、ツバキ、ミカン類は種をとりまきにする。 |
| 【 ■ 鉢もの ■ 】 |
冬越しの室内管理 |
寒さに弱いものは室内で冬越しさせるが、いきなり室内に持ち込まず、ベランダなどに置いてから入れるようにする。
また室内も、鉢植えに合った日照が得られる場所に置き、室温などを調整して冬越しさせる。 |
鉢花と観葉植物 |
シクラメンやセントポーりアなどは、こまめに花がら摘みを行ない、水のやり方も根から吸収する腰水法で行なう。
洋ランは寒さに弱いので、栽培方法を確かめてから入手し、開花中は加温や湿度を調整して日照不足にならないように。
観葉植物は、オモトのように耐寒性の強いものや、カラジウムのように弱いものもあるので、適温下に置くようにする。 |
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