TOP PAGEDIY TOP>モルタルの作り方基礎


【 モルタルの作り方 】

モルタルとは一般にセメントと砂を混ぜ合わせ、水を加えて練り合わせたセメントモルタルのことを言います。
レンガやタイルの接合剤として使われたり、ブロック塀など基礎を作るときに用いたりします。
<モルタルの作り方-1>

たらいなど容器に砂を入れます。
砂の量は、使用したいモルタルと同じくらいの見かけ量が基準となります。
<モルタルの作り方-2>

セメントを加えます。
セメントの量は、
「レンガ積みや基礎」などに使う場合は砂2:セメント1
「垂直面に塗る場合やタイルなどを壁に貼る」場合には、砂1:セメント1
というように用途に合わせて調合します。
<モルタルの作り方-3>

砂とセメントをよく混ぜ合わせます。
この作業を空(カラ)練りといいます。また、こうして混ぜ合わせたものを空モルタルと呼びます。
<モルタルの作り方-4>

固さの調整をするため、少しずつ水を入れて、さらに練っていきます。
<モルタルの作り方-5>

水が全体に回ったら、水を加えて練り、また水を加えます。
こうした作業をあんこ状になるまで繰り返します。
完成の目安 <モルタルの作り方-6>

全体にあんこ状になって粘りが出てきたら完成です。
こうして作ったモルタルは、コテやオタマ、スプーンなどの代用品を利用しても簡単に作業することができます。



【 一般の基礎の作り方 】

レンガの塀や花台など、重い構造物を置く時の基礎の作り方です
土に10cmほどの穴を掘って、底を丸太やブロックなど重いもので叩いて固めます。
穴に砕石を5cmの深さまで入れて、同じように重いもので叩いて固めます。
モルタルを地表の高さまで流し込み、表面を水平に整えます。
1日乾燥させたら基礎の出来上がりです。



【 フェアンスなどの基礎の作り方 】

フェンスなど、柱を立てる場合の基礎の作り方です。
土を30cmほど掘って、底を丸太たブロックなど重いもので叩いて固めます。
砕石を5cm入れて、同じように底を叩いて固め、フェンスブロックを設置します。
ブロックのまわりに土を入れて固めます。
土が緩い場合にはモルタルを入れるようにしましょう。