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【 お風呂/バスルームのリフォームを決断した理由 】

我が家も新築から18年、これまで殆ど何の不具合も故障等々も無かったのですが、ここにきてお風呂のドア(折り式)が壊れてしまい、スムーズに開閉ができなくなってしまいました。
また、(同じく)風呂の窓もキチンと閉まらないのか、冬の強風時には隙間風が入ってきて寒い想いをする時があり、そんなこんなで風呂(バスルーム)のリフォームをすることとしました。
※当掲載記事は私と同じように「そろそろ風呂(バスルーム)のリフォームを検討したい」と思われる方々の参考になればと思います。
リフォーム前のお風呂
老朽化に伴うお風呂の問題
我が家の不具合/故障まとめ
築15年を過ぎたあたりから少しずつですが、バスルームに問題を見つけるようになり、思い切って今回リフォームを行ないました。
業者の方にお聞きしても、(我が家だけでなく)一般的に起こる問題だったり、やはり15年程度で寿命がくるものもあるらしいので、ここでは我が家のお風呂場で発生した問題点を“例”として整理してみます。

@折り戸がスムーズに開閉できなくなった

A風呂の窓がキチンと閉まらず風が入り込む

B髪の毛など掃除が面倒

Cゆったり寛ぐ場所ではなくなっている
@折り戸がスムーズに開閉できなくなった バスルームの扉にはいくつかタイプがありますが、折り戸の場合には長年使っているとスムーズに開閉ができなくなるケースがあるようです。
我が家でも、ここしばらく折り戸の開閉がきしむような・何かにひかかるような状態になり、少し力を入れないとスムーズには開閉しなくなっていました。
本来は引き戸の方が長持ちするようですが、費用も一番安い(・・というか標準タイプでは折り戸になっている)ことや、脱衣所とのレイアウトの関係でこのような折り戸にして家を建てたのでした。
A風呂の窓がキチンと閉まらず風が入り込む
我が家の風呂窓は、開閉の際にハンドルを回すことでいくつもの小さなガラスが閉じたり・・開いたりするタイプの窓でした。
この窓の利点は「窓の手前に網戸がついていても、その網戸を気にすることなくハンドルだけで開閉できる」ことなのですが、残念ながら寿命があるようで、ここ最近ではしっかりと閉めたつもりでも完全に密閉することができず、隙間ができている状態になりました。
ですので、特に冬の寒い日で風が強い時などは、そこから風が入り込み風呂場を寒くしてしまっていたのです。
業者の方曰く、14〜15年過ぎてくると、そのようなお宅が増えるそうです。
B髪の毛など掃除が面倒


18年前、つまり新築時には世の中に無かったので仕方ないのですが、排水口にいつも髪の毛が絡まってしまい、定期的に大掃除をしなくてはならない状況でした。
特に我が家のバスルームの床部分は、周囲に格子の板状の蓋が配置してあり、この格子の隙間にまで髪の毛が絡みつく始末で、本当に掃除に苦労させられました。
Cゆったり寛ぐ場所ではなくなっている 本来、お風呂の時間というのは、体を清潔に洗い流すだけでなく、一日の疲れを癒す目的もあるはずなのですが、あまり快適に過ごせる空間でなくなってしまった我が家のお風呂では、時間をかけてゆったりと入浴することが出来なくなっていました。
特に寒い冬の日などでは、(前述のように)窓から風が漏れて入ってくる始末でしたので、お湯もすぐに冷めるし、何度も追い炊きして・・体が温まる前にあがってしまうような状態でした。

リフォーム:1日目

お風呂/バスルームの解体

お風呂(ユニットバスの場合)のリフォームですが、工期としては3日間が標準です。(業者の方からは、予備日として4日の工期との提示を受けましたが、無事?に3日間でリフォーム完成しました。)

1日目の作業はお風呂場の解体です。
朝から工事の方が来られ、ユニットバスの取り外しから床・天井・壁・・そしてドアの取り外しまで一気に行なってしまいました。
我が家の場合では朝から夕刻の4時前には終了してしまいましたが、お話では「タイル張りや、基礎部分が土の場合(ベタ基礎でない場合)などでは、そちらの作業が加わるため、少し時間がかかる」らしいです。


バスルームといえど照明、換気、給湯などなど意外と電気配線が多くビックリ!
解体工事終了後の状態をみるかぎり、特に上下に多くの(目に見えない)空間があることに更にビックリさせられました。
窓もハンドル式から左右開閉へ

寒い日に隙間から風が入り込み悩まされてきた風呂窓も、一般的な左右開きのガラス窓に変更してもらいました。

これでもう冬の日でもゆっくりとお湯につかって過ごすことができそうです。

【 リフォーム2日目に風呂場がほぼ完成 】

リフォーム2日目:浴槽の設置や床などバスルーム全体の設置

2日目には浴槽をすえる土台や床の土台を組み上げる作業のあと、いよいよ浴槽自体が運び込まれました。

床や天井、壁といった内側から見れば完璧なほど、すっかりと出来あがったように思え、それぞれの間もきれいにコーティングされ隙間なく密封された部屋になっていました。
この状態で一日(コーティング部分の乾燥を待って)から実際にお湯をためて入浴できる状態になります。
リフォーム後の浴室
「配色の参考に」

今回のリフォームで悩んだのが浴槽や床の色・・色パターンの選択です。
少し豪華に見せるには落ち着きのある深い色を基調にした組合せが良いのですが、あまり黒っぽくしてしまうとバスルーム自体が暗い空間になってしまうので、正直ここは大変悩んだところです。


そこでいくつもバスルーム関連のカタログを見直したり、いくつかショールームに出掛けて実際の風呂場の雰囲気を実物で確認したりした結果、このように「浴槽と床部分など下を黒、壁や天井などを白、を基調とした配色」にすることで、少し豪華?に・そして明るいイメージの空間になるようにしてみました。
脱衣所など、既存部分の床・壁との融合は3日目に延期

さすがに2日目の作業は朝から夕方6時まででも、全てが完了することはなく、ご覧のように風呂場そのものの空間と、我が家の既存部分とは結合できていません。
まだまだ、家の基礎部分からバスルームだけが孤立した状態で存在している段階のようです。


風呂の折り戸もまだ浮いたようにバスユニットの中にあり、このように他の壁とは大きな隙間があいた状態です。
リフォーム3日目:風呂場と脱衣所が綺麗に接合 風呂場の改築もいよいよ最終日になり、朝から大工さんバスルームと脱衣所の空間部分を埋めていく作業をされました。
石工ボードらしきものや脱衣所の床と同じ素材での接合部分の加工を行ない、その後には脱衣所全部の壁紙を別の業者の方が来られ行なっていただきました。


結果、我が家のお風呂のリフォームは工期3日間で全て作業が完了し、その日の夜には新しいお風呂に入浴できるようになりました。

【 微細な気泡が体を温めるお風呂レポート 】

今回、我が家でお願いしたお風呂はパナソニックの「ココチーノ(Cococino)シリーズ」で、そのオプションとして装備できる「酸素美泡湯(びほうゆ)」という気泡の装置を組み入れてもらいました。
気泡ってどんなモノ ジェットバスのように勢いよく空気が出るのでなく、このタイプはミクロの小さな酸素の泡がフィルターを通してお湯に入り込んでくるものです。要はお湯に酸素が含まれた状態な訳ですが、空気が入ることにより入浴剤を使ったように「白いお湯」になります。
気泡の効果・効用 効果はいくつかあるようでパナソニックが挙げているのが「湯上り後にも湯冷めしにくい。39度程度の温度のお湯でもポカポカが長続きする」という点と、「モイスチャー効果でしっとり感」が続くという点です。
実際に使ってみても“しっかり温めて”また“リラックス”できる実感があります。
注意点/お手入れ

我が家のお風呂は(家をオール電化にした際に)エコキュートにしていますが、そのエコキュートの機能でもある追い炊き(一度湯船にはったお湯を温め直す)機能は、気泡がある時にはあまり使ってはダメらしいです。
故障の原因になりかねないので、追い炊きは泡が消えてからという注意事項がありました。
ちなみに、単なる微細の空気の泡ですから、発生装置を停止させると1分もたたずに泡は無くなってしまいます。


手入れの手間としては、それほど面倒なこともなく、フィルター詰まりがおこった時に掃除をするくらいで良さそうです。
取り扱い説明書によると、掃除は歯ブラシや爪楊枝を利用して、ある程度定期的に実施くださいとの記載になっていました。
使用しての感想 実は、家族でよく行く近くのスーパー銭湯に、この気泡の露天風呂があって、この効用は知っていました。
露天風呂でありながら少しぬるめの温度ですが、その分じっくり入浴でき、寒い日でも体がしばらく温まっています。※スーパー銭湯なので、これだけがもたらす効用なのかどうかは不明ですが・・・。

ただ、間違いなく言えるのは、まるで入浴剤の入ったような浴槽に“温泉気分”でじっくり入れることは間違いなく、とてもリラックスした気分になれることは確かです。
ジェットバスのように勢いよく泡が噴射され腰など体のコリをほぐしてくれるタイプも魅力ですが、ジェットバスの場合は長い時間湯船に浸かっているようなものではないでしょうから、「まったり」するには最適な装置であったように思えます。