【 ロボット掃除機:ルンバ(Roomba)の性能と感想 】 |
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子供のお菓子を食べた後のカスや、綿埃など細かいゴミが散乱していた我が家のリビングに救世主として登場したのがこの「ルンバ」です。 iRobotという名称になっていますが、(確かにロボットであることは間違いないのですが、)ロボットというよりは大きな円盤状の虫のような感じです。 今回はこのお掃除ロボット・ルンバ(Roomba)の購入体験レポートとなります。
※ちなみに我が家が購入したタイプは「ルンバ(Roomba)630」という並行輸入品の商品です。 |
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少々の段差など気にせず進みます。フローリングの上に敷いたカーペットなんかも平気で登っていって、そこにある細かなゴミも強力に掃除してくれます。 |
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食卓のテーブルや椅子の間も、本体が入れるところは何度もチャレンジし、そこにあるゴミをを除去しようとしています。 また、本体が届かない箇所は(下段の)触覚のようなブラシによって、綺麗に本体の方へゴミがかき集められます。 |
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触覚にも似たお掃除ブラシが本体よりはみ出る形で回転します。これは120度感覚に3等分で3本のブラシが付いており、このブラシが回転しながらゴミをかき集めることで、四角い隅っこまで綺麗にホコリを取り除くことができるようになっているのです。
当初、私は「円形のルンバには部屋の隅っこまで掃除させるのは無理」かと思っていたのですが、全くの間違いでコレによって綺麗に余すことなくゴミやホコリを除去してくれるのでした。 |
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ロボットですからそれなりに特化した人工知能を搭載していて、動きや掃除範囲など状況分析しながら部屋の隅々まで掃除してくれるのがルンバの最大の特徴です。 公式サイトの情報によれば、平均して同じ場所を4回程度いろんな方向から掃除しているのだとか・・・・。 |
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充電器・・というかドッグというか、部屋掃除の仕事が完了するか・バッテリーの残量が少なくなるとルンバは自動的にココへ戻ってきます。 充電作業そのものをロボットが自動的に行うので、全く手間がかかることはありません。ただ、充電時間は3時間と少々長いのが残念なところでしょうか。 1回の充電で90分以上は動くそうですが。。。
ちなみに今回購入したルンバ630にはスケジュールの機能が無いため、掃除は毎日決まった時間にというわけではなく、都合の良い時間帯でスタートさせることとなりますが、上位クラスのルンバであれば決めた時間帯になると自動的にココから発進し、掃除を終えて自動的に戻ってくるといった全自動の作業が可能なようです。 |
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操作ボタンもシンプルで、扱いに迷うことは全くありません。
付属品として「バーチャル・ウォール」という特殊なセンサーが2体付いており、それを置いておくとそこから先にルンバが侵入できないようにすることができます。 もちろん、階段下・玄関下など落下の可能性のあるところはルンバの設計上、センサー検知でそれ以上進まないようなのですが、それとは別に自由に「仮想の壁」を作り出して侵入を防ぐといった便利な付属品なのです。 ※この付属品は全てのルンバに付いているものではないので、購入検討の際には機種ごとに調べておいた方がいいでね。 |
ゴミを吸い取るパワー |
まだ買って間がないのもありますが、吸塵力には問題ないです。ってか満足いくものです。 ルンバ本体の裏面には2つのタイプの異なるブラシと1つの吸引口があり、効率よくゴミをかき出し/吸引していきます。フローリングとカーペットも自動的に検知し(質を変えて)対応できるようになっています。 |
その他の機能 |
自動的に部屋のゴミの状態を把握し掃除してくれるルンバ機能の実現に向け、主に以下のような基本機能があります。
段差は2cmまで】部屋の隅々にまで移動できるように、2cm程度の段差であれば止まることなく進むことができます。 自動逆回転】コードやカーペットの周囲にある飾りのような毛糸の切れ端といった”そのまま吸い込むと絡まってしまうモノ”に対してはセンサーが異常検知し逆回転で巻き込みを防ぎます。 |
静音性 |
音は・・どうでしょう。掃除機であるからには吸引するのでそれなりに音は出ますね。だた一般的な掃除機に比べれば小さな音かとは思いますが、こればかりは仕方ないところでしょうか。 |
本体価格 |
送料を含めて約40000円弱でした。ちょうどラインナップの中間的な機種かと思いますが、機能的にも申し分ないので我が家には一番適しているルンバかと思っています。もちろんルンバにはいくつか機能差のある別のタイプもありますので、もし購入を検討されるのであれば比較検討されると良いでしょう。 |
総合評価 ※個人的感想 |
購入前は「どうせ大したことはないだろう」とあまり期待せずに買ってみましたが、期待以上に部屋が綺麗に掃除されていくので大満足といったところです。 なにより掃除の手間が不要になりますし、動いているルンバを目で追っていくだけでも楽しいので、非常におすすめかと思いますね。 |