【 道具持った“ドラえもん”がJR博多駅に集合:レポート 】 |
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JR博多駅の前に突如として現れたドラえもん達です。
これは福岡アジア美術館で開催(2014年03月29日〜2014年05月18日)された「生誕80周年記念 藤子・F・不二雄展」なる催しのピーアールを狙った展示なんですが、等身大の人形が20体ちかく配置されていて、それぞれが違う「道具」を持っています。
期間限定の展示にはなりますが、道具の解説も兼ねてレポートしてみました。 |
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<黄色い大量生産型のドラえもん>
既に国民的というより世界的も有名なキャラクターなので誰もが知るところですが・・・2112年にロボット工場で生産されていた子守用ネコ型ロボットで、最初は黄色の体に耳までついていたドラえもんです。体が青くなってしまう経緯は実は昔と今とでは違う説が存在するんだそうですが、最もポピュラーなのがネズミに耳をかじられ青くなってしまうっていうストーリーですかね。 この像は変色前のタイプですね。 |
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<進化退化ビーム>
一見ドライヤーかと思うビーム砲の道具で、進化ビームという光線を当てると未来のものに進化します。また逆に、退化ビーム光線を当ててやると退化した姿が見れるという、ちょっと想像力をくすぐる道具をもつドラえもんです。 |
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<悪魔のパスポート>
どんなに悪いことをしても、このパスポートを見せると許してもらえる・・ちょっと恐ろしい??パスポートをもったドラえもんです。
学校でも・・いやいや会社でも欲しい「道具」ですね。 |
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<虫スカン>
あまり使いたいとは思いませんが、これをかけると、とっても不愉快なオーラが体中をを包んでくれ、周りの誰も近寄ってこない薬?なんです。
一人で考え事をするときには良いかも??ですね。 |
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<CMキャンデー発射機>
本当にあれば営業にはたまらない道具ですよコレ! 自分が宣伝したいものを言いながら、ほかの人に中に入っているアメを食べさせると、それを食べた人は誰かと会話をする度にその名前を口にするようになってしまいます。しかも、しかもです、それを聞いた人は今度はその名前のものが無性に欲しくなるという・・大人の社会にむしろ使いたい道具ですよ。 |
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<のぞみ実現機>
このアニメの愉快な部分を代表する道具ではないかと思いますが、これは「どんな望みも、ごく自然な形でかなえてくれる・・という機械」でありながら、それが「どんな形で叶えられるかが分からない」という道具なのです。
単純に願いを叶えることなく、奇想天外なストーリーに結ぶつく面白い発想のドラえもん道具です。 |
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<ゴルゴンの首>
ギリシャ神話にでも出てきそうな“石になる蛇”の道具ですね。この場合、姿を見た人を石にするのではなく、目から光線が出てきて生物を石のように固めてしまう、ちょとおそろしい道具もあったりするんですね。 |
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<温泉掘り当てペアスコップ>
このドラえもんが持ってるスコップですが、ある意味、日本人にはたまらない道具かもしれません。温泉がよく出る場所に近づいた時に音で知らせてくれるという、温泉を掘り当てることができる道具なんですね。
醜い?大人の考えとしては温泉当てていくら儲かるかなぁと思わずにはおれません。 |
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<Yロウ>
このYロウを手渡された人は、どのような頼み事も決して断ることができなくなる・・そんな都合の良い道具だそうです。 ・・・ときどきそんなYロウを持ってるんじゃないか?と思える人を見かけることもあるのですが、そこは社会人の対処法といったところでしょうか。 |
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<とうめいマント>
昔からドラえもんに限らず映画の世界でも「透明人間」ってのはありますが、もし本当に透明になれるとしたら何をするでしょうね。 なかなか良いことに使う方向では考えにくいもので、どうしても犯罪(とまではいかなくても)悪事に使ってしまう方向で想像が膨らんでいきます。
そんな妄想を抱いてしまう透明マントは、これをかぶると、体がその名の通り透明になって他人からは見えなくなるという憧れ??の道具なのです。 |
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<ソノウソホント>
「ウソから出たマコト」って言葉がありますが、まさにそれをドラえもんの道具にしてしまったもので、この鳥のクチバシのような道具を口につけて嘘をつくと、後にそのウソが全て本当になってしまうというものです。 |
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クリスマスが終わっても桃の節句やらなんやら・・と季節ごとにLEDの色が少し変わったりしながら(春先はピンクっぽい配色のようです)、JR博多駅周辺ではイルミネーションが点灯しています。
さすがにクリスマスシーズンのような規模ではありませんが、それでも明るく綺麗な光が華やかさを演出していて、その下で見物するドラえもんもまた格別なものがありました。 |