【 代表的な花の品種別:育て方のヒント 】 |
育て方ヒント-1
きれいなパンジーの育て方
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<肥料を切らさない>
非常に長い間花を咲かせてくれる種類もあるパンジーですが、地植えの場合でも、鉢植えでも、コンテナの寄せ植えでも、色鮮やかな花をより長く楽しむコツは、肥料の与え方にあります。 芽が出たら液肥を与え、開花中は肥料を絶やさず(液肥を10日に3〜4回程度)やるようにします。栄養が充分に行き渡ることで、パンジーは次々と花を咲かせてくれます。 |
育て方ヒント-2
サクラソウの手入れ |
<花が終わったら増し土する>
ガーデニングで花壇に植える定番ともいえる宿根草のサクラソウは、花が終わっても翌年のための手入れが必要です。その手入れとは、花が終わったら早めに増し土をすることで、地表付近に出てきている根茎を丈夫に育てるための処置です。そのまま放置しておくと根茎が乾燥してしまいますので。 |
育て方ヒント-3
フリージアを美しく咲かせる |
<球根を植えるときの注意>
フリージアを美しく咲かせるためには、球根を植えてから芽が出たときに用土を1cmほど足すようにします。 その理由は・・フリージアはチューリップと似た球根ですが、多少細長いため浅めに植えてしまうと地表近くから芽を出します。この状態で成長して花が咲き始めると、花の重さで球根が割れてしますのです。 |
育て方ヒント-4
スイセンの植える方向 |
<向日性の強いスイセン>
スイセンの花はいつも太陽の方に向かって開く向日性の強い植物です。ですので、もし南側の庭に植えると、花はいつも室内から見て後ろ向きになって咲いてしまいます。北側の窓やベランダから見える位置に植えておくと、正面から見える位置に咲かせることができます。 |
育て方ヒント-5
チューリップは1年限りと割り切る |
<翌年花を咲かせるのは難しいチューリップ>
球根植物は花が咲き終わった後もそのまま土に埋めておいてキチンと管理してやることで、翌年も花をつけてくれるものが多いですが、チュ-リップの場合はウイルスなど病気に弱いため、大事に育てても次の年に同じように花を咲かせるのは困難です。 |
育て方ヒント-6
スズランを切り花するとき |
<スズランの切り花は一緒に葉を切らない>
スズランはスっと伸びたその姿から、切り花にする時にも葉も一緒に切ってしまいがちです。しかしスズランは花が終わったあとに葉で養分をつくり、その養分で花芽を作りますので、切り花する時には花茎だけを引き抜き、葉は別の植物で代用するようにします。 |
育て方ヒント-7
ツバキの植え方 |
<50〜60cmに育ってから植える>
ツバキ類は、小さいうちは乾燥に弱く、庭に植えても育たないことが多い庭木です。ですので、ポット苗を購入した場合には、そのまま植えないで2〜3年は鉢で育ててやる必要があります。それで50〜60cm程度に成長したら庭に移植してやりましょう。 |
育て方ヒント-8
アネモネの球根を植えるコツ |
<植えてスグに水やりをしない>
球根の場合は、植えてスグに水やりをすると芽を出さずに腐ってしまうことがあります。球根はゆっくりと水を与えるようにし、湿らせたバーミキュライトの上に置いて3日間ほどして芽が出てきたら植え替えるようにします。 |
育て方ヒント-9
アジサイを鮮やかに咲かせる |
<色によって土の酸度を変える>
アジサイには青や赤、白といった花の色の種類がありますが、もともとアジサイの花は土の酸度によって色を変えるものです。つまり(白を除いて)、酸性の土はより青い花になり、中性、弱アルカリ性の土では赤味が強くなるのです。なので、例えば青色の花を咲かせるアジサイの土にピートモスを混ぜ、さらに花の咲く前に硫酸アルミニウム(1000倍液を2〜3回に分けて)与えると、より青々した花が咲きますし、逆に赤を増したいときには腐葉土を加えてやり、株元に苦土石灰を一握り混ぜると良いです。 |
育て方ヒント-10
ブーゲンビレアは水を与えすぎない |
<ブーゲンビレアの花が咲かないのは水と肥料の与えすぎ>
新芽が30cmくらいに伸びたころブーゲンビレアは花芽を付けはじめます。このころの水やりは、夕方になると葉がしおれて、枯れたような状態になってきたくらいの時に水を与える程度で丁度良いのです。こうして2週間程度で花芽がついてから1ケ月半程度の花が咲くことになります。 |