【 素敵なガーデニング(庭造り)に欠かせない草花 】 |
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草花類のガーデニングを楽しむ場合には、1年草は季節ごとに植え替えができますが、宿根草は地上部分は枯れていても地中部分は生きているので、そこへ植物を植え込むことができません。ですので、その空いた部分が気にならないようにガーデニングデザインの段階で低い常緑樹と組み合わせるなど工夫しなければなりません。さらに花の種類によって色・高さ・幅を計算して奥行きを表現できれば素敵な庭になると思います。 |
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<ハンギングバスケットでの演出>
立体的な庭を演出するために、我が家では好んでハンギングバスケットを飾ります(※正確には壁に掛けるタイプは空中に吊るすタイプと区別し、ウォールバスケットと呼びます)。ウッドフェンスや門扉などに飾ったり、庭木から吊るしたりすることで目も楽しませてくれますし、実は風通しもよく、病害虫の被害を受けないなどのメリットもあります。 デメリットとしては水をこまめに与えないと乾燥しやすいので枯れてしまいますし、花々も土に植えるよりは長持ちしません。
ちなみに、ハンギングに使う土は軽いものを選ぶ必要がありますので、ホームセンターなどでハンギング用の培養土を購入します。さらに赤玉土をそれに3割程度加えると水持ちが良くなりますのでお試しください。 |
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<鉢に配色や全体バランスを考えて寄せ植え>
ガーデニング初心者だったころから、とにかくホームセンターに行っては店頭に並ぶ草花を買って帰り毎回のように寄せ植えしたり、花壇に植えたりしていました。 特に大したコツではないですが簡単に紹介させていただきます。
1)鉢底ネットで鉢穴をふさぎ、その上から2cmの深さまで鉢底石を入れます。 2)次に鉢の1/3くらいまで培養土を入れ、(肥料があれば)少量の肥料を混ぜておきます。 3)植える草花をポットに入ったままの状態で“仮置き”してバランスを考えますが、この時にせの高いものを後方または中央に配置するようにします(この配置が一番全体のバランスが良くなります)。※なるべく奥行きを表現するため、購入の段階で高い/中くらい/低い草花を混ぜて購入するようにしましょう。 4)配置が決まったら“高いものから”順にポットから外し、配置していきます(※このポットから外した時に、根の部分はほぐしておきましょう) 5)全ての植え付けが終わったら、鉢のふちから2〜3cmくらいにまで用土を足します。 6)後は、鉢底から水が流れ出すまで充分な水を与えてあげます。
◆土にはホームセンターで売っている「プランターの土」が一番手軽で安心ですよ。 ◆常に水を与え続けると過湿状態になりますので、鉢の表面が乾いてからたっぷり与えるようにすると良いです。その時に花には直接水を掛けないように気をつけましょう。 |