【 秋に行なうガーデニング作業 】 |
植物にとって過酷な夏が過ぎると、人間にとっても草花にとっても過ごしやすい秋になります。 ただ、この時期には日本に多くの台風がやってくるので、強風によって庭木が倒れたり、植木鉢が倒れたり、DIYでせっかく造った小物や倉庫がひっくり返ったり・・と強風対策を行なう必要がある季節でもあります。 特に植えたばかりの庭木や過度に葉が茂って“頭が重たくなってしまった細目の木”などは剪定したり支柱を立てるなど補強対策した方が無難です。 鉢物類は、台風接近に際して倒れないように固定するか、風の影響を受けにくい場所にまとめておくようにします。 |
植えつけについて
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夏の間カラフルな花を咲かせてくれた花壇の植草花は、そろそろ整理をはじめます。 パンジーやビオラ類、スイートアリッサムなどの秋まきの種は、この時期種まきの適期となります。 比較的まだ温かいうちに発芽するように早めの種まきをおすすめします。 9月下旬〜10月は、宿根草の株分けや植え替え、挿し木をするのに適しています。 株分けする際には土壌改良を兼ねて、新しい用土で植え替えるようにすると良いでしょう。 |
冬支度 |
冬が近づく11月ころには、一年草など花の終わったものを花壇から抜いて整理します。 もちろん単に抜いてしまうだけでなく、腐葉土や肥料をすき込み、冬に楽しむ花壇の草花を植えつけるようにします。また、この時期は朝晩と急に冷え込むことがありますので、防寒と乾燥対策として敷きわらや腐葉土などで覆っておくと良いでしょう。 秋植え球根類は、11月上旬までには植え込んでおきましょう。また、とくに寒冷の地方では、ダリアやカンナなどの春植え球根は掘り上げて、乾燥しないように少し湿らせたバーミキュライトなどに埋めておき保管します。 またこの時期に、耐寒性のある草花の秋の寄せ植えづくりをしておくと、冬の間も花が楽しむことができます。 |