TOP PAGEDIY TOP>エアコン室外機カバーでガーデニングを演出




【 エアコン室外機カバーは市販品がおすすめ(初心者ガーデニング実践) 】

DIYで工具を買い揃えると、エアコン室外機カバーなどは誰しも自作してみたくなるものです。私もそうでしたが、最初はラティスや角材を購入して自分なりのDIYで多少デザインをし製作しました。

ただ、どのようにデザインしてもラティスを使うかぎりにおいては、エアコン室外機カバーなど小さなものは市販品とあまり大差のないものになってしまいます。
角材の太さ・格子デザインなど自作としての特徴を出したい場合や、室外機自体が規格サイズに合わないなどの場合には、勿論ご自分でDIYされても良いと思うのですが、そうでなければ市販品のモノを購入した方がはるかに安価にすみます。

そうは言っても、市販品はそのままですと数年で朽ちてくるものが殆どですので、なるべく設置の段階で補強処理をしておくのがよいでしょう。
<設置した状態のままの室外機>

どちらのご家庭でもそうだと思いますが、エアコンの室外機は一般的に部屋のスグ外の庭に据え付けてありますよね。庭の目立たない場所ならいいのですが、リビングのクーラーの室外機はだいたい庭の一番目立つところに鎮座してしまうものです。
もちろんこれはガーデニングDIYでせっかく綺麗に装飾された庭には似合わないので、なにかしら目立たないようにカバーや装飾をしたいと誰もが思うのです。
<カバーの仕方を考える>

エアコン室外機をどうやって庭の景観に溶け込ませるか、最もポピュラーなのはラティスなどを組み合わせ、前・左右・上部分に目隠しを施す方法です。
他にも、その庭に応じた目隠しの方法が多々あろうかと思いますが、どうのような方法にも共通して言えることは、室外機本来の機能を低下させない=空気の流れを邪魔しない構造になっている必要があります。全く見えないようにしてしまっては、室外機の熱交換効率が低下するため、ある程度スカスカに見通せる程度の目隠しをしておかないと、エアコンを設置した意味がなくなってしまいます。
<市販のエアコン室外機カバーのすすめ>

では実際にDIYで室外機カバーを作ろうとしたときに、初心者が作るといくらくらいのお金がかかるでしょうか。
おそらく多くの方はラティスを自作される方は少なく、そこは部材としてホームセンターなどで購入されるでしょうから、前・左右だけで数千円の出費になります。そのほかに、柱となる角材、天井部分の板を加え、さらに塗料を購入すると8000円〜10000円程度の金額になります。

ちなみに市販品の場合には数千円前後で洒落たデザインのものが売っていますし、金額だけでなく、結局のところ自作にこだわっても、"室外機程度の小さなDIY作品は、個性が出しにくく・どれも同じような出来になってしまう”という点です。大きさだけでなく機能を考えると、格子状の覆いを施すしかないため、自作品も市販品も大差ないデザインになりがちです。
<市販品でもやっておきたい補強作業−1>

市販品の場合、はじめから塗装した部材や木ネジなどが同梱されていますが、そのまま組み立てて庭においておくと、長年の風雨に耐えることなく数年で朽ち果ててくるものと思います。特に、足となる角材の下/天板の角の結合部分などは、そのままですとスグにボロボロになってしまします。
補強のポイントは2点で、「結合部分など、痛みやすい部分にL字金具などで補強をしておく」ことと「防水性能のある塗料をしっかり塗っておく」ことの2つです。特に市販品の塗装は甘いので、そのままでは水を吸収しやすく長持ちしませんので、せっかく購入するのであれば処置を施して起きましょう。
<市販品でもやっておきたい補強作業−2>

足の部分は直接地面に触れないようゴム等の覆いをして設置します。もちろんコレは腐食防止の為ですが、市販品の室外機カバーの場合には大体が付属しているパーツのはずです。
もしも付属していない場合には、100円ショップなどでも購入できます。

【 エアコン(クーラー):夏の節電ヒント 】

一般家庭の中では”照明"と"空調"は大きな電力消費源です。発売当初は高額だったLEDライトも最近では安価になり”照明"については節電できるようになってきました。一方で空調もエアコン(クーラー)そのものの機能としてECO対応が進んでいますが、実は設定や環境の工夫で更なる節電ができるのです。ここではクーラーでの夏の節電に結びつくヒントを幾つか紹介してみます。
室外機を冷やす
<熱交換の効率を上げる>

冷房の基本は「熱交換」であり、熱をいかに効率よく排出するかが重要です。室外機の温度が上がりすぎると低効率になりますので、カバーなどで直射日光を避けることはガーデニングだけでなく実用面でも必要なことなのです。また、直接水をかけるのも効果的で室外機のフィルタ部分は、雨水で汚れが落ちる設計になっています。
「強風」にする
<立ち上げてしばらくは強風にしておくほうが省エネ>

強い風で空気を循環させたほうが空調効率が上がり、設定温度の到達が早くなって、消費電力の少ない"安定状態”への移行が早くなります。そして、安定状態になったら弱風モードに切り替えるようにすれば、最も省エネでのクーラーの冷やし方になります。
風向きを水平にする
<冷房時の風向きはできる限り水平にする>

エアコンは室内機の空気取り込み口付近で室温を測ります。ですので、送風口が下に向いていると、冷気が床付近にたまってしまい、室温が正確に検地できません。
一番効率的に部屋を涼しくさせるには、水平にした風向きの行き着くところに扇風機を直角に向けてまわすと、あっと間に部屋全体が涼しくなるのです。

<参考)エアコンとクーラーの違い>

エアコン(※エア コンディショナ)は空調空気の状態を調整する家電全般なので、幾つかのエアコンの機能の一つとして冷房(クーラー)機能が含まれることになります。
※エアコン:送風機能、暖房(ヒーター)機能、冷房(クーラー)機能を持つ機器。









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