【 ガーデニング:冬の基本作業 】 |
寒く特に植物も成長の遅い季節ですが、次の春の庭造りに向けて植栽計画を立て、来るべきシーズンに向け土づくりをしっかりとしておきたいものです。 また、この時期は庭木やバラの剪定にも適期した季節でもあります。 |
庭造りの見直し& ガーデニング計画を立てる
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多くの植物が休眠状態になっていたり、スローペースで成長している冬は、ガーデニング作業も一休みします。ただ、この時期に(特に初心者ほど)花壇や野菜作り、庭造りなどの春からの年間計画を立てられるjことをおすすめします。 庭の陽当たりや通風し、土壌など、現在起こっている問題点をチェックした上で、春にはベストな環境になるよう改良計画を立てます。現在植え込まれている庭木や草花などをチェックして、剪定や植え替え、株分けなどの作業によって改良できることから実行計画を立て実行していきます。 |
土壌改良する |
ご存知のように「土壌環境」の善し悪しで、植物の生長度合いが決まってきます。ですので、春に植物を植えようと考えてる箇所は、1〜2月の厳寒期に天地返し(※50〜60pほど掘り返して、深い層と表土の土を入れ替える)をして土壌改善を行なうようにします。寒さに当てることで、土中にいる病原菌や害虫の退治になり、固い土も柔らかい土に改善されます。
天地返しをした後は、表面を平らにならした後、腐葉土やバーク堆肥などを混ぜて、土に地力をつけるようにします。ちなみに、プランターや鉢の土は、新聞紙などに広げて20日間ほど寒さに当てると、天地返しと同様の効果があります。 完熟した腐葉土などの有機物と土を混ぜて用土を作りますが、赤玉土の小粒や培養土を足し入れると土の改良になります。 |
寒さ避け対策をする |
寒さのキツイ冬季には“寒さ避け”対策をした方が無難です。 ポイントは、土中の温度を下けないことです。寒さへの対策を考えると、どうしても地上部だけを注目してしまいがちですが、土中の根が冷やされてしまうと、凍傷を起こすなど枯れやすくなるのです。 花壇や畑は、株元にわらや腐葉土を敷きます。また、鉢植えは、午前10時までに水やりを済ませます。水を与えるときはたっぷりと、午後からの水やりは避けて夜の凍結を防きます。
冬の風は乾燥していますので、植物の周りから水分を奪います。そのため寒冷地以外の地上部の防寒は、寒さ避けというより乾燥避けと考えた方がいいかもしれません。
花壇や畑は、光を通す白色布をかけて風を避けるようにします。ビニール素材の場合には、植物に直接触れないようにトンネル状にすると良いです。 |