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【 夏の庭/ガーデニング作業 】

人間にとっても過酷な季節に違いはありませんが、庭木や草花にとっても夏は大変な季節です。
梅雨、猛暑と過酷な日々の中で、病害虫の防除や暑さ対策、水やりなど万全な対策を行なって乗り切るしかありません。
また、夏には(当然ながら)秋まきの草花や野菜の種の準備もしておく必要があります。
梅雨の時期
高温多湿の梅雨の時期は、植物に病気や害虫か発生しやすくなります。
ですので梅雨に入る前に、混み合った枝や幹を間引き剪定して風通しをよくしておくと、ある程度は病虫害の発生を抑えることができます。
さらに梅雨の晴れ間には、殺菌剤や殺虫剤を散布して、予防しておくとベストです。
真夏の乾燥対策 ジメジメした梅雨が明けると今度は一気に気温が高くなって地温も上がり、土壌は乾きやすくなります。
高温の続く夏は、植物の根が充分に水を吸収できるように気をつかう必要があります。
植物の株元にわら、刈草、ビニールフィルム、ポリエチレンフィルムなどで覆いをつくり、土中からの水分の蒸散を防ぎます。
またこれらの覆いは、腐葉土やパークなど、土の地力をアップさせる土壌改良材を使用することで、植え替え時に土に混ざって一石二鳥となります。
畑などには黒のビニールを利用すると、下の雑草が枯れやすく、水分の蒸散も防げますのでおすすめですね。
水やり 夏の時期の水やりは、土が熱くなる前の朝8時ぐらいまでにたっぷりと株元に与えるようにします。
暑い日中の水やりは逆に植物にダメージを与える結果となるので控えるようにし、夕方にもたっぷりと与えるといいでしょう。
あまりに高温の日々が続くと、水分の供給バランスが崩れて植物も弱りますし、暑かった日の夕方には株元だけでなく葉にも水をかけて、植物や周りの温度を下げて湿気を補充します。
※特に夏休みの旅行などで留守にする場合には、水やり対策をしっかりして出掛けるようにしましょう。

【 種まきと植え付け 】

植えつけについて
6月はヒマワリやコスモスの種まき、サルビアやマリーゴールドなどの苗の植え付け時期です。
7〜8月はヒガンバナや、オキザリスなど夏植え球根の植え付け時期です。
お盆過ぎには、パンジーやビオラ類の種をまきます
咲き続けてきたマリーゴールドなどは、8月の下旬に軽く切り戻しを行って整姿しておきます。
花の咲き終わったヒマワリやマツバボタンなどは、来年用の種をとらない場合は、撤去して土作りをしておきます。

【 野菜の収穫 】

夏野菜収穫の準備
夏野菜の充実した収穫を迎えるために、6〜7月上旬までにピーマン、ナス、トマトなどの整姿をしておきます。
カボチャは早朝に人工授粉をしておくとよく結実します。
キュウリやオクラの実の成長は驚くほど早いので、ある程度の大きさで収穫するようにします。
それでやっと夏野菜の収穫が落ち着いた頃に、秋ダイコンや春菊など、秋に収穫できる野菜の種まきをしたり、ブロッコリーなど冬野菜の種まきをしておくと、「季節ごとの自家菜園」が楽しめるかと思います。

【 芝生庭の管理 】

芝生の作業
コウライシバなどは夏季が生長期ですので、こまめに刈り込みをするようにします。
梅雨の間に肥料を施し、梅雨明けに目土を薄めにかけます。猛暑が続く間はしっかり水やりすると、きれいな芝庭が楽しめます。










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