【 ライトのために枕木を立てる 】 |
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ガーデンライトといっても種類も設置方法も数多くあるのですが、今回購入したのは(イングリッシュガーデンなどで人気の高い)マリブライトというタイプの照明機器です。
マリブライトは「設置の手軽さ」と「電気代」がポイントの照明方法で、“コネクタを挟むだけで設置でき、電気工事の資格や知識無しに初心者でも配線できる”という点、また一般的なガーデンライトに比べ電気代が6分の1程度に抑えられるという点が魅力です。
100Vの家庭用電圧を、(写真右下の)トランスと呼ばれる機器で12Vに変換して使うのですが、トランスの能力として持っている最大W数を超えての設置はできません。我が家の場合には60W対応のトランスを購入したため、(写真の通り)吊り下げ型ランプ:「18W」+小ライト:「10W」×2個、それにスポットライト:「20W」で、合計58Wとほぼ能力いっぱいの構成にしてみました。 |
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さて、いよいよ設置作業の開始です・・・
いきなりですが、吊り下げ型のマリブライトをそのまま設置しても、重厚感・インパクトが足りず(照明により夜の景観は変わっても)昼間の景観が非常に殺風景であるため、今回は”改造”を決意し、土台を枕木にして設置することとしました。 ※ご覧のように購入したのは高さ120cmの枕木です。 |

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<枕木を立てる>
単純にそのまま枕木を立ててしまうと、簡単に倒れてしまいます。 特に玄関横ですから、子供が寄りかかる/荷物の搬入時に当たってしまう・・など、安全性を考えてもしっかりと倒れないように設置しておく必要があります。
枕木を埋める穴を深く掘ることとは別に、ご覧のように下部の土に埋める部分にはドリルで穴をあけ、そこへ鉄筋を縦横に取り付けるようにしています。。 |
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枕木と言っても木ですから、そのまま埋めると腐っていく可能性があります。 なので、埋める前には防腐塗料を何度も塗り重ねてから設置するようにしました。
また、枕木そのものは黒っぽく明るい素材ではないので、玄関横ということもあり、枕木自体に明るめの塗料(防腐塗料とは別)で、配色をしています。 |

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枕木の下にはモルタルを施し、その上に枕木を立てています。
さらに立てた後に鉄筋とモルタルがしっかりと密着するようモルタルを流し込んでいきます。 |
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枕木の下から盛り上げてきたモルタルも、そのままでは味気ないので、周囲にレンガを配置し少しお洒落に演出しています。
※土と枕木が直接触れる部分がないので、そこから余分な水分などで腐っていくのが防止できるはずです。 |