【 芝を移植・補植する 】 |
補植する
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日照条件や水はけの関係で、悪い場所に育った芝生には、雑草が大量に生えたり、一部分だけ芝が傷んで枯れてしまうことがあります。
そうした枯れてしまった部分は「補植」することで綺麗な芝生を取り戻すことが可能です。 やり方は単純で、その部分を取り除いた後に新しい芝生のマットを張れば良いのですが、補植した部分はくぼみ易いので目土をかけ、周囲と同じ高さになるよう手入れを繰り返してください。 |
部分的にはがして新規に芝を張る |
ゴルフの練習スペースや子供の遊具を設置したところなどの芝生は、どうしてもはげてくるものです。 そのままでは見苦しく、できれば芝を張り直したいところです。
芝の張り直しは、基本的には、新規に芝を張るのと同じ手順で行ないます。 ただ、その部分は特に人が立つ場所で、踏圧によって土が固くなっているはずです。 そこで、土づくりが新規の場合以上に重要になるということを念頭に置いてください。
芝は通常、37〜38p×15p単位か、37〜38p×30p単位の人きさになったものが18枚、9枚で1束として販売されています。 芝を張り直す場所のぶんだけ小分けしてもらえるのなら別ですが、この単位で購入するとなると余ってしまうことも考えられます。 そこで、この際、芝が完全にはげているところだけではなく、弱っているところなども合わせて張り直すと無駄がないでしょう。
芝を張り直す適期も植えつけと同じ3月下旬から5月下旬。 その1週間ほど前までに、土づくりを終えておきます。 前の芝をはがし、古根なども取り除き、深さ30cmほどまで充分に耕します。 そこへ堆肥を施します。 そこへ芝を張るわけですが、範囲が狭く、また早く芝生を完成させたほうがよいので、べた張りをおすすめします。 |
芝生には寿命があり全面張り替えも必要 |
どんなに心配りを怠らず、適切な管理をしていても、芝生が生き生きとしているのはせいぜい3〜4年です。 5年を過ぎるとどうしても生育状況が悪くなり、見苦しくなってくるものです。
これは、やむを得ないことですから、5年をめどとして全面張り替えをするような庭の管理計画を立てることも必要になってきます。 |
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