TOP PAGEDIY TOP>素敵な庭の為のパーゴラ・キット作り方/DIY







 
パーゴラと床の固定接合DIY <柱と桁を木ネジで固定(本体の作り方-1)>

キット品の場合、柱の上は桁と同じ大きさを部分カットしてあるかと思いますので、両角を合わせるのでなく20cm程度はみ出すように位置決めし、木ネジで固定します。
垂木の作り方DIY パーゴラの垂木の両端はキット品のようにお洒落にカットされたものか、または自分で加工します。また垂木の下(桁と接合する部分)は、桁と同じ幅の溝を切り抜きます。
パーゴラ・キットによっては、あらかじめ加工されているかと思います。(自作で加工する際には、実際に垂木を仮置きし実寸で印をつけ加工した方が良いでしょう)

柱と桁は斜めに木材を補強すると頑丈なパーゴラになります。
屋根組みDIY <桁へ垂木を固定していく(本体の作り方-2)>

垂木を均等に桁へ固定していきますが、強度を増すため上からL字金具で固定すると良いでしょう(※下からは見えないように固定します)。
ここまで完了したら、再度全体を塗装し直すようにします(※組立て前と組立て後に二度塗りするようにしましょう)。


ちなみに、高価なパーゴラキットは木材が非常に硬いモノを使っている場合があるので、ネジ止めする前に事前に下穴をあけておくことをお勧めします。

【 パーゴラ周りのDIY手作り装飾 】

パーゴラを枕木でアレンジDIY パーゴラキットをそのまま庭(地面)に設置してもよかったのですが、(庭の他の部分と区別し空間化するように)あえて枕木を敷き詰めてみました。
枕木で庭DIYにアクセント
パーゴラ床部分DIY <パーゴラ床から植物>

下に敷いた枕木は部分的に空間を空け、パーゴラキット完成後に予定通りそこへキウイを植えました(オスとメスを1本ずつ)。夏になると葉が生い茂り、庭に心地よい日陰をつくってくれます。
パーゴラ天井部分DIY <DIY完成後のパーゴラ天井部分>

(この写真では少々見えづらいですが)キウイを植えたので、その蔓をパーゴラの天井部分へ誘引するために「釣り糸」を何本も張っています。
こうすることで、パーゴラのような太い垂木しかないものでも、好きな場所に植物の蔓を絡ませることが可能になります。
<パーゴラを金具で補強>

(キットの中には含まれませんが)接合部分は木ネジだけでは弱いので、ジョイント金具でしっかりと固定しています。特に天井部分に使う垂木は、全て金具で固定することにより、パーゴラ全体ががっしりと強固なものになります。
庭に完成したキット品パーゴラDIY全景 <完成後のパーゴラ全体>

高さ205cmの木製パーゴラ・キットで、木を切らずにすぐ組立てることができる、あらかじめサイズの決まった規格キット製品ですので気軽にDIY体験が可能です。
キウイなどツル性植物を這わせ植えて庭の日よけにすると、庭の一画にくつろぎのコーナーが誕生しますよ。
庭のパーゴラ・キットDIY全景-2
パーゴラ・キットDIYを終えて 特に「作り方」を知らなくても、キット品のように部材が初めからカットされていれば、きっと(ダジャレではありませんよ)誰でも迷うことなくDIYで庭づくりが可能なはずです。あえて言えば、注意するのは「基礎の水平(※各柱が同じ高さになるよう調整)」と「基礎の間隔(※柱と柱の距離)」くらいで、最初にコレだけしっかり計測し設置してやれば、DIYと言えどもあとはプラモデルのごとく初心者でもパーゴラを組み立てることができようかと思います。

大した苦労なく庭の一角に素敵な空間を演出でき、大満足間違いなしと思いますので是非チャレンジしてみてください。