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(一番上に設置する予定の壷から)真ん中の受け皿(自作)へ、それから更に一番下の大きな壷へと段々と水が落ちていく仕組みなので、モルタルで固定する前に何度も実際に水を入れつつ“落下する流れや位置”を確認しています。
水を循環させる仕組みの場合、強い風が吹く日であっても(風で流されて外へこぼれないよう)確実に下の受け皿や壷に水が落ちていく必要があります。風のある屋外に設置する場合、少しずつでもこぼれてしまうと半日も経たずに水枯れが起こるための対策です。 |
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一番上の小さな壷も、目立たないようにフックと真鋳の針金で固定しています。
水を循環させているので当然裏に穴を開け、そこからホースを入れています。 「陶器の穴あけ」には木工用のドリルを使うのですが、そのまま作業すると割れてしまう可能性があるので、あらかじめ穴を開ける箇所全体を水に半日程度浸しておきます。そうすることで、ドリルをあてても壷が割れることなく作業できるのです。 |