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本棚の下

目隠し用DIY処理
<本棚の天板/側板の処理-1>

今回は木ネジで止めたことが判らないように、ネジ穴はダボで埋めて美しく隠すようにしています。そのためドリルを使用し、貫通しない穴を開けておいて、そこへ木ネジを止めるようにしています。その穴には一回り小さな“丸棒”を後から入れて隠すようにします。

穴の大きさですが、私は丸棒の直径より1ミリ大きめのドリルビットを購入し、それで穴あけするようにしています。全く同じ大きさのドリルビットを購入してしまうと、後から目隠し用の丸棒が入りませんので1ミリ程度の大きさの違うものを購入されることをオススメします。
目隠し

目隠し作り方

ダボのカット
<本棚の天板/側板の処理-2>

前述のごとく、木と木の接合には木ネジを使います。ネジでしっかり固定した後は、丸棒を2cm程度の大きさに切断し、木工ボンドを付けてから穴に差込んで乾燥させます。

しっかりボンドが乾燥してからですが、この飛び出た丸棒を決断するには専用のノコギリを使う必要があります。一般的なノコギリですと切断した後に丸棒だけでなく天板や側板そのものをキズつけてしまいますので、かなり薄く柔らかな専用ノコギリで必ず切断してください。※ちなみに、このノコギリは100円ショップでも売っています。
背面DIY

<本棚の背面の作り方>

本棚の背面ですが、ここに板を使うとあまり美しくないですし、なにより素人作業では一番困難な作業になりますので、私はいつも(板を使用せず、)ここにも丸棒を横向きに数本使って背面とするようにしています。この方が絶対的に作業も簡単ですし、インテリアとしての見た目にも洒落た感じになりますので、是非試してみてください。


今回の本棚では棚板を2枚ほど途中に組み入れるので、そこの部分を除い本数だけの横棒をはめ込んでいます。


<棚板の固定>

次には棚板を設置します。本棚の棚板の場合、その固定方法としては(市販の本棚ですと)可動式のダボにして、本の大きさに合わせていつでも高さ調整できるようにするのが一般的ですが、そうするには側板や棚板の厚みが足りません。かなり厚めの木材を使えば別ですが、今回の材質は一般的な集成材なので、可動式にして“強度不足”にならないよう、しっかり固定するようにしました。

もちろん、ここでも90度しっかり固定するための工具を使い、木工ボンドの乾燥と木ネジの併用で頑丈に作っています。