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【 DIYパーゴラ・キット豆知識 】

パーゴラとは ガーデニングDIYで注目を集めるパーゴラですが、もともとは薔薇やツタといった植物の蔓を絡ませるために格子に組んだ棚のことを言います。したがって日本に昔からある藤棚と大変近い目的のものです。
ただし、公園や一般家庭のパーゴラの中には、このような蔓を絡ませる目的ではなく、単なる庭のオブジェとしてアクセントを与えるために設置されているケースも多いですね。ご自分で実際に設置された方はお判りかと思いますが、パーゴラだけ(植物を配置していないもの)では日差しを遮ったり/日陰をつくったり、日光を柔らかくしたりといった効果は殆ど感じないかと思われます。
DIYでのパーゴラ・キットの利点とは その構造からして、おそらく単純に2×4木材など市販品をホームセンターで調達し、長さをきれいに揃えて切断し組み立てれば誰でもDIYで簡単にパーゴラ自作を実現することができます。

その場合、パーゴラ・キットを購入してのDIYのメリットですが、、単に最初から寸法通り切断された木材部品が揃って販売されているからだけではなく、(1)木材部品としての耐久性が高い: 風雨にさらされる庭という室外環境にあっても、腐食しにくい木材で提供されているものが存在する。
(2)角材と角材のそれぞれのつなぎ/接合部分がしっかり組める加工がされている、また市販のラティスなど自由に追加で組み合わせることが可能な設計・規格になっていること、

こうした点がパーゴラ・キットを使ったDIYの場合の利点かと思われます。
パーゴラ・キット作成時の注意事項 比較的に腐食しにくい木材かもしくは防腐処置を施してある部材を使うことの多いキット品のパーゴラですが、だからといって庭に設置した後に何もしなければ早々に腐っていくことでしょう。なので、基本的に木材品は定期的にしつこいくらいの腐食防止措置を行う必要があり、それこそが長くパーゴラを維持する方法です。ですのでDIY設置前の作業だけでなく、庭に設置した後も継続して、(最低でも1〜2年に1回程度)防腐剤や塗料など定期的に塗り直す必要があります

ただ、ここで少し問題となりそうなのが、(前述の)蔓を絡ませてしまったパーゴラのメンテナンスで、正直この点においては非常に作業性が悪くなります。当然ながら蔓がパーゴラにからまっていては塗装時の邪魔になり、なかなか思うように再塗装ができません。パーゴラDIYを検討する段階から、将来のメンテ作業も考慮し、自分でどこまで出来そうか・・その辺りを計算に入れて取り掛かることをお勧めします。
パーゴラ・キットと組合せ 市販のラティスと組合せたりするとデザインの幅も広がるばかりか、側壁の補強にもなりパーゴラ全体の強度をも増すことが出来ます。
我が家のパーゴラもそのようにラティスと組合せていますが、部材の接着面が格段に増えることから非常に頑丈な構造となり、台風など猛烈な強風の時にも全くビクともしません。

パーゴラをひとつの空間と捉えると、地面上の構造物だけでなく、その下の”床"にあたる部分にも一工夫ほしいものです。そこにはタイルやレンガ等を用いてDIY装飾するのも良いですし、素朴で自然な感じの空間にしたければ、我が家のように枕木を敷き詰めてみても素敵な雰囲気のコーナーに仕上がるかと思います。




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