【 除草剤の使い方 】 |
人体に危険なものもあることを知っておく
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除草剤の中には人体に危険なものもあります。 雑草に悩まされ続けると、つい強い薬を使いたくなります。 強い薬であればあるほど、使い方を誤ると人体にも悪影響を及ぼしてしまいます。 たとえ「家庭園芸用」の除草剤であっても、誤った使い方をすると大変です。
長期に雑草取りができないなどの、やむを得ない場合以外は、原始的ではあっても「手で抜くこと」が確実で安全な雑草対策であることだけは念頭に置いておきたいものです。 |
除草剤の種類 |
市販されている薬品にはほどこす時期やほどこし方によっていくつかのタイプがあり、それぞれ目的や使い方が異なっています。 市販の家庭園芸用の除草剤の主な種類と特徴、使い方のポイントなどを説明しましょう。
@選択性除草剤
「2・4D」が代表的なもので、多くは、広葉雑草に効果のある除草剤です。 イネ科植物には効果がないという特徴があります。 この性質を利用して、イネ科の芝生に生える雑草の除草に使われます。
A非選択性除草剤
すべての植物を枯らす除草剤です。 「レグロックス」や「グラモキソン」のように、ほどこしたのちすぐに分解してしまうタイプと、ほどこしてから1年以上も分解しないタイプ(「クサトール」など)の2種類があります。 すぐに分解するタイプは、庭などでの除草に使うことができます。 しかし、すぐに分解しないタイプは、庭などに使うとほかの植物も枯らしてしまいます。 このタイプは、空き地の除草などによく使われているものです。
B発芽抑制型除草剤
「シマジン」が代表的なものです。雑草の種が発芽するのを抑制する働きがあります。 あらかじめ雑草がたくさん生えそうなところなどにほどこしておく、というような使い方をします。 |
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