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【 電動ドリルの使い方:初心者庭づくりDIY 】

おそらく殆どの方のDIY作業の中で、電動ドリルは電動工具の申でも基本的で使用頻度が高いものと思います。したがって、機種も多く市販されており、手頃な価格のものからプロ級のものまで多種多様に揃っています。

穴あけは、モーターの先にチャック(固定用装置)を取りつけ、それに加えたさせたキリで行ないます。
穴あけ能力は木材で10〜35ミリ程度です。

キリには木材のほか金属・石材(コンクリートブロック)用などがあり、(回転速度の調整で)ネジ回しとして使えるものもあります。

さらには応用的な使い方ですが、先端工具を取りかえると、刃物を研ぐグラインダーや家具のつやだしのポリッシャー、仕上げ・塗装落とし用のサンダー、それにジグソーなどにも使用できるなど、とても広い活用範囲をもっている工具です。
基本な使い方 @穴あけ位置へ向けてからスイッチを入れる

まず、材料を万力やクランチ等でしっかり固定し、キリの刃先を穴あけの位置にまっすぐにあて、それからスイッチをいれます。
ドリル本体は両手でしっかりと持ち、体重が両足にかかるように力の配分をします。

A裏側から穴をあけるキリの回転数があがったら、ゆっくりと力を加えながら押します。
ムリに体重をかけたりせず、削りクズが途切れなく出るようにするのがコツです。

【ポイントとして・・】キリの先が板の裏側に出たところでいったん回転をとめ、板を裏返し、裏側から穴をあけると材料のはがれを防ぎ、きれいな通し穴ができます。
※そのまま一気に貫通させると、裏側の木材が穴の付近ではがれてしまいますので注意してくださいね。



B金属材の穴あけ

金属用キリを使います。
穴あけ位置にセンタポンチで刻印を打っておくと、キリ先がすべらずに進入できます。

切り出しは回転を遅くし、穴あけ位置にキズをつけてから、速度をあげて切り進みます。
※摩擦熱が出るので、キリに必ず油などの切削剤をつけてるようにします。



◎磨く・研ぐ

製品の表面をきれいに仕上げる、材料の塗装面の下地仕上げやつや出しをする、あるいは角部面取りなど、とかく労力を要するのが研磨作業です。

これらを能率よくやるのには、グラインダーやポリッシャー、サンダーなどの研磨工具がありますが、ドリルの交換部品として研磨用具も市販されていますので、ホームセンターなどで確認してください。
それほど広範囲の研磨でなければ、なにも専用工具を購入する必要はなく、こうしたドリルのオプション装置で大丈夫かと思います。


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