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| 【 よい鋸・ノコギリの選び方 】 |
@ノコ身のアサリが左右均等のもの: ノコ刃を近くで見ると、左右に振り分けられていますが、これをアサリといい、木材を切断するとき、摩擦を少なくすると同時にノコくずを排出する役目があります。 アサリが小さすぎると木材にしめつけられてひきにくくなり、逆に大きすぎると切断面がきたなくなります。
いくつかノコギリを見て、平均的なアサリ幅のものを選ぶとよいでしょう。そのとき、アサリが左右均等になっているかどうか、確認してください。もしも不揃いだと、非常にひきづらいノコギリになってしまいます。
A柄の仕込みがまっすぐなもの: 柄の方向とノコギリの方向が一致しているものを選びましょう。これが曲がっていてはまっすぐに切ることができません。
B焼き入れのよいもの: ノコ身はややかたく、しかもねばりのあるものが最上。元のほうでフニャフニャと曲がるのは最悪です。 これは焼き入れのよしあしで決まるのですが、ノコギリの柄を持って、先端を爪ではじいたとき、ピーンとさえた音がするようなら、おすすめできます。
Cノコ身のヌキがよいもの: ヌキとはノコ身の仕上げぐあいで、このよしあしが切れ味に大きく影響します。 ヌキは厚いものより薄いものがよいとされます。末の断面を見て、刃のほうから背にかけてやや薄くなっているのがよいでしょう。 |
| 【 鋸・ノコギリの手入れ 】 |
木材には水分がつきものです。したがって木を切断したノコギリは、よく水気をふきとり、木工用油を塗っておくようにしましょう。手入れを怠ると、すぐにさびが生じて、使いものにならなくなります。
また、長い間使っているうちに、刃が摩滅して、切れ味が鈍くなってきます。そうなったら、目立てをしなければなりません。 刃が欠けたり、アサリがなくなっている場合は、目立ての専門家に任せますが、簡単な目立てぐらいは自分でやってみましょう。 目立てヤスリを使い、縦びきノコは上刃を、横びきノコは上目をすって、刃先が指先にひっかかるようにします。 |
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