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【 と建物との調和 】

建物に洋風と和風の建築様式があるように、庭にも洋風庭園と和風庭園があります。
また、日本庭園と洋風の庭園を上手に組み合わせてつくった和洋折衷の庭もあり、家づくりと同様に現在の庭づくりの主流になっています。
<住まいの一部としての庭>洋風の住まいには洋風の庭、利風の住まいには和風の庭と厳密に考える必要はありませんが、庭は住まいの一部で、庭と建物は一体のものですから、住む人に便利であることはもちろん、建物との調和を図ることも大切です。

建物と庭のデザインや素材、質感などが違うと、統一感がなく、なんとなくしっくりこないなど違和感をもつことになります。
庭木ひとつをとっても、特に洋風の木、和風の木というような区別はありませんが、住まいの雰囲気に合った木を選ぶのも大切なポイントです。

選び方でそれらしい雰囲気づくりができるからです。
<洋風の建物に合う庭>

洋風の建物に日本風の松の木を配しては、だれが見ても違和感を覚えるでしょう。
最近のモダンな洋風の建物にはそれに合う従来の日本の庭づくりとは違った庭のデザイン、素材があります。
多くは、芝生の中に花壇をあしらい、バラなどのつる性植物を絡ませたパーゴラや、レンガや敷き石を張ったテラス、ウッドデッキなどを設置した庭で、その庭が小さな子供の遊び場にもなり、園芸作業なども楽しめ、家族団欒の場所となるような"アウトドアリビング" 的な考えのもとにつくられています。
なので、四季折々の草花の種類や性質などを、よく知ったうえでつくることが出来ればかなり素敵な庭にできます。

庭木でも洋風の庭に人気なのがゴールドクレストやコニファーなどで、自然のまま放任しておいても、樹形が円柱形や球形、円錐形、ロケット形などにある程度は整います。葉色も明るくバラエティーに富み、人目を引き強烈なインパクトを与えます。
芝生や草花ともよく合い、花壇へ植栽しても美しくまとまります。
洋風位宅にマッチする生け垣にもなります。











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