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【 自作バーベキュー・コンロの構図解説 】

バーベキュー・コンロDIYの構図 基本的にはレンガを積んでいくだけの単純作業となるバーベキュー・コンロですので、作り方そのものに特徴的なものはありません。ただ、そうは言っても、ちょっとしたアイデアや幾つか注意点はあります。
バーベキュー・コンロがちゃんと機能する為の構造は、その後の使用で実証済みなので、簡単ですが紹介しておきますので参考にしてみてください。
バーベキュー・コンロ構図

<ブロックとレンガの組合せ>

内部構造 全ての材料をレンガだけで造っても良いのですが、費用面と作業面の両方から考えると得策とはいえません。
レンガの単価を考えると、見えない部分まですべてレンガを積み上げるよりも、見えない部分は安価な今コリーとブロックを積み上げ、それを覆い隠すようにレンガを積む方がコスト減となります。そして何より、DIY初心者の私はこれだけのレンガを積んでいく技術も根気も無かったので、"見えないところ”はホームセンターで購入したコンクリートブロックを積むようにしました。
炭置き箇所には耐火レンガ 耐火レンガもホームセンターで手軽に手に入る部材ですが、一般のレンガに比べれば少々高価なものになります。そこでこのバーベキュー・コンロでは炭を置いて高温になる箇所だけに耐火レンガを使用し、他の箇所は一般的なレンガを使用しています。

ひとつ注意点ですが、一般レンガの大きさと耐火レンガの大きさは同じはない(※耐火レンガの方が少し大きい)ので、これらを組み合わせてレンガ積みする際にはバランスが崩れないよう注意する必要があります。
空気穴の確保 当たり前の話ですが、空気の無いところで火は燃えませんので、レンガで炭を置く箇所をグルリ囲んでしまう構造にすると、空気の充分な供給ができないため火のつきが悪い/勢いよく火が燃えないバーベキュー・コンロになってしまいます。
なので、炭を置くレンガの位置が決まったら、同じ高さかそれより下の位置に「空気が流れる通り道」を確保することが必要です。
使った炭の掃き出し口/排水口 バーベキューの使い終わった炭ですが、市販品のコンロのごとく簡単にひっくり返して水洗いするようには出来ませんので、水洗い時の排水や炭の掃き出しといった掃除ができるように、炭置き箇所と同じ高さの掃き出し口を確保します。こしておくと、使い終わった炭を一つ一つ拾い出す必要がなく、一気に掃除ができて便利です。

<上網置き部分の構造>

網の置き位置を2段調整 バーベキューで焼く肉の量などで火力=使う炭の量を調整するために、このバーベキュー・コンロでは、網を置ける位置を高さの違う2段階にしてあります。
人数が少ない時は、下のレンガの段に網を置いて、燃やす炭も少なくて済むように焼き、多人数の時には上の段を利用し多くの炭が一度に燃やせるようにしているのです。
鍋置き 次々と料理で使っていく中で、火にかけた鍋などは重くて熱いのでサっと横に置けるようにしています。もちろんこの部分は念のため耐火レンガを使っての「鍋置き場」としていますが、炭焼き前に材料などをちょっと置いておける場としても重宝して使える空間になっています。








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