【 手作りバーベキュー・コンロDIYで工夫すべきポイント 】 |
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DIY作品:自作第一号のレンガ積み(バーベキューコンロ)は、お世辞にも上出来と言えるものではなく、このようにデコボコな状態のものです。 作り方のよく分からず、モルタルに混ぜる水の量も多かったせいかレンガ間に厚みが無かったり、(当時は水平器を使った訳でもないので)高さもバラバラです。
唯一、バーベキュー・コンロとして機能するように“空気穴”だけは忘れないよう空けておきました。・・・炭がちゃんと燃える為に酸素を得る空間は絶対に必要な部分ですものね。 |
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実際に火を入れる/木炭を置く箇所には耐火レンガを用いています。勿論一般のレンガでも大丈夫かと思いますが、バーベキュー・コンロでは炭の火力に耐える必要があるため安全策として耐火レンガにしたものです。
※耐火レンガであっても普通のレンガと同じDIY作業手順で積んでいけば構いませんが、大きさが若干通常のレンガとは違いますので、組合せにはサイズを考慮して行ってくださいね。 |
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さらに木炭の量で網の高さを変えることができるよう、網を置くレンガの位置も2段分つくりました。このあたりは自作作品の融通のきくところです。
※青線部分は炭量の少ない場合に小さ目の網で利用し、赤線部分は大勢でバーベキューを楽しむ時用に、大量の炭を使う場合に大き目の網を置くためのものです。 |
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バーベキュー・コンロで肉を焼く部分の横には、同じく耐火レンガで鍋などを置けるスペースを確保しました。ウッドデッキ横のバーベキュー・コンロであるため、熱せられた鍋や鉄板をどこか安全な場所に置けることが必要だったためです。 |
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作り方はさておき、素人作業で庭にレンガを積む、そんなシンプルな自作DIYで、圧倒的な存在感が生まれることは確かです。自作バーベキュー・コンロとしての形はともかく、夏には庭先でバーベキューができるので、子供も大喜び。自作第一号となりました。 ただ、しばらく使わない状態が続くと、せっかくのDIY作品も知らない間にいろんなモノの置き場になってる悲しい状況です。 |
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<実際の使用感(使ってみての感想)> |
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実際にバーベキュー・コンロに炭を置いて火お越しをしてみると空気(酸素)の供給がスムーズにいく構造かどうか分かりますが、構造的には問題なく開けておいた空気窓もうまく機能し、少し団扇で扇いだだけで勢いよく着火することができました。 また、使い終わった後も、集中的に一箇所から手前に炭を掃き出せるように設計していたので、手入れも非常に楽でした。 |
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基本的は網を置いた上で食材を焼くのがメインのバーベキュー・コンロなのですが、魚も串に刺してご覧のように焼くことができます。ただ、魚の大きさによって炭の高さを微調整しなければ美味しく焼けないので、余ったレンガを使って高さを調整しつつ焼いていますが、全く問題ありません。
余談ですが、魚を串焼きする時の「串」について参考までに記載します。長さは一番長い串を購入すべきですが、それ以上に一番気を付けたいのは串の太さと形です。まず素人である我々は細い串や丸い円柱形の串を買ってはいけません。これは私の失敗談ですが、細くて丸い串は魚にも通しやすく一見良さそうですが、魚を裏/表ひっくり返して焼こうとしても、裏返した瞬間に魚がクルリと回転してしまい、一方の面しか焼くことができなくなります(※素人には串を魚の中心に通すことは困難なので、一方の方向に重心が偏り、それで回転していまします)。ですので、一匹の魚に2本の串を刺すか、少し平たくて幅のある形状の串を用い、それに魚を刺す・・しかも可能な限り中心に刺すようにしなければ、バーベキューコンロを利用しての焼き魚は“網焼き”でしか楽しめなくなります。 |
岩塩プレートのススメ
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今流行りの岩塩プレートですが、確かに安いお肉が柔らかく・しかも美味しく焼きあがりますので、試してみてはいかがでしょう。網の上に岩塩プレートを敷いてその上で肉を焼くことで、岩塩に含まれるミネラルがほどよく浸透し、しかも柔らかい肉へ変身させる優れものです。また、水洗いで何度も使えるプレートなので、試してみて損はないと思います。 |