【 どんな柵(仕切り)をつくるか 】 |
ほとんどの場合ガーデニングでの柵(仕切り)の目的は“花壇”や“菜園”での境界線かと思います。ですので外構のフェンスと違い、人が乗り越えられないほどの高さも必要なく、しっかりと固定する必要もありません(※むしろ簡単に配置を変えられるような設置方法が望ましい場合もあります) レイズドベッド花壇をつくるような目的を柵に求めなければ、高さもそれほど必要ないので、市販されている柵でなくてもあらゆる素材を利用して素敵に演出することができます。 |
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単純に板を均等に横木へ打ち込んだだけの簡単な柵です。 平たい木材を数枚(※頭の部分を少し狭くカットしています)用意し、角材を横棒としてそこへ等間隔に木ネジで止めていくだけです。
※当然ですが単にそのまま屋外に設置してしまうとスグに腐って朽ちてしまうので、防腐効果の高い塗料を充分に塗ってから柵として設置するば良いでしょう。 ※材料費によっては(大量に作らないかぎり)ホームセンターで市販の柵を購入した方が安価になるかと思います。 |
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境界をしっかりと表現するなら、なにも木工作業のようなモノ作りをしなくても、レンガを並べるだけで立派な柵になります。 ただしレンガをそのまま横向きに並べていっただけでは、モルタルなどで固定した花壇にしないかぎり簡単に崩れてしまうので、このように斜めに重ねて下を少しだけ地中に埋めるようにすると良いでしょう。 |
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フェンスでも枕木は使われますが、背の低い枕木はそれを並べて柵として利用することが出来ます。 左の写真のように、我が家では花壇の中をさらに2つに区切っているので、その境界に枕木を埋めて柵と同じ役目をさせているのです。
枕木を花壇などの柵として利用する場合のポイントは、(特に庭において長い幅の境界をつくる際には)枕木の高さを“あえて揃えない”ことです。意図的にそれぞれの高さを変えるように配置してやることで、高低での変化が生まれ洒落た感じの柵になります。
枕木のほかにも、丸太(径の小さなもの)などを地中に少し埋めて並べてみるだけでも、お洒落な柵として演出することができます。 |