TOP PAGEDIY TOP>庭木の剪定方法


【 庭木の剪定 】

庭木は生き物ですから日々成長していきます。
植えた直後とは違って、放っておくと横にも縦にも大きくなりすぎたり、葉が茂りすぎて邪魔になったりしてくるものです。適切で定期的な管理と手入れで、いつも整った樹形の庭木を保つ方法をご説明します。
適切な時期に正しい剪定を行なう 草花を植えた花壇の場合ならば、(宿根草は別としても、)一年草などは半年〜1年のサイクルで生育→枯死を繰り返しますから、日常的に水やりや雑草除去はあるにしても、管理そのものはそれほど難しくはありません。
ところが、庭木の場合には、草花と異なって(1年サイクルではなく)何年もかけて徐々に生長していきます。
ですから、一旦植えた庭木が大きくなりすぎないよう、加えて、形のよい状態で生長させるためにも、適切な管理は欠かせないところです。

整枝や剪定と言って、枝を切るなどして樹形をきれいに整えていく作業のことを言います。
しかし、大きくなりすぎたからと幹の途中から切り落としてしまったり、形が気に入らないからといって闇雲に枝を切り落としたりしては庭木に対して悪影響となります。
「適切な時期」に「正しいやり方」で整枝・剪定を行なっていくことで、自分の思うような状態に育ってくれるのです。


【 実際の庭木剪定 】

庭に植えたシマトネリコ(左)とヤマボウシ(右)です。

春になって庭木も成長が活発になると、ご覧のように伸び放題に茂ってしまいます。
<高いところの作業>

シマトネリコのような背の高い庭木は、ご覧のようにハシゴを使って上部を剪定していきます。
枝の細い庭木であれば”高枝バサミ"などで剪定できますが、それでも枝の太い部分はハシゴを使って(時には)鋸で切断します。
<残骸??>

(ちょっと見難いかもしれませんが)剪定した後の"残骸”で、このような有様になります。

バッサリと枝を切るまではいいのですが、実は切り落とした枝葉の後始末も結構重労働です。
上の欄で紹介したシマトネリコ(左)とヤマボウシ(右)ですが、剪定した後の様子です。高さだけでなく横に伸びた無駄な枝、または生茂った葉を剪定してスッキリした樹形になりました。




【 コニファーの剪定 】 ※初心者からベテランまでガーデニングの人気者コニファー

イングリッシュガーデンや生垣など多彩な場所に植えられるコニファーは、ガーデニング初心者からプロまで誰もが好んで植える庭木です。
このコニファーの特徴は
ハサミなど金物で剪定すると、切り口が茶色に変色することです。なので、できれば3月くらいの新緑が芽吹く前に剪定し、なるべく早めに切り口が隠れるようにします。
コニファーの剪定時期 3月から9月くらいまで剪定できますが、コニファーの枝には若い枝と木質化した枝がありますので、(若い枝はどこで切っても構いませんが)木質化した枝は必ず小枝を残すようにします。
コニファー剪定の注意事項 ・コニファーには種類によって剪定時期が違います。
・出来る限り「手摘み」をすれば変色する心配が少なくなります。

・コニファーを刈り込んだ後は必ず木を揺さぶって切った枝をふるい落とします。これをしないで、切った枝が内部に残っていると病害虫の原因になったり、変色したりします。





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