TOP PAGEDIY TOP>初心者木工DIY:サンドペーパー紙やすり)の種類と使い方


【 サンドペーパー(紙やすり)の種類 】

ご存知のように、紙や油紙に研磨材を付着したものをサンドペーパー(紙やすり)と呼びますが、実際に購入する際には、どのくらいの「粗さ」のものが良いか・・種類も多く迷ってしまいます。また、一般的に知られている木工用のサンドペーパー(紙やすり)だけでなく、中には金属用や合成樹脂用といったものまで販売されています。
【目の粗さ】

木工DIYの中で仕上げなどの作業に欠かせないサンドペーパー(紙やすり)ですが、表面に付着している研磨材の粒度によって「目」の粗さが定義されています(※番号で表し、目の粗いものほど数字が小さく、目の細かい物ほど数字が大きくなります)

<〜100:粗目>
荒材の表面をサっと時間をかけずに削り取るような場合に使用しましょう。
<100〜200:中目>
塗装の下地としてはまだ粗過ぎて不十分だが、かなりすべすべした感じになるのでうるさいことを言わない工作用として用途は多くあります。
<200〜400:細目>
かなり細かなもので、塗装前の下地研磨として最適な細かさになっています。 塗装しない場合でもこれで研磨すれば充分滑らかな面になること間違いありません。
<400〜600:極細目>
重ね塗りをする前の研磨に最適な粗さです。
<800〜:超極細目>
普通にはあまり使用する機会は無いですが、水研ぎや艶だし研磨、表面の汚れを研磨により落としながら艶を出すような場合に使います。

【 サンドペーパー(紙やすり)の使い方 】

使い方は、初めに〈荒〜中〉のものを用い、仕上げに細かいものを使います。
木片などに巻きつけて使うとかけやすく、木目にそって一方向に磨くのがコツです。木目に平行にせず、横方向に磨くと、粒子の跡が筋になり表面を傷つけてしまいます。材料が硬質の場合(杉材など)は初めから細かいものを使ってください。荒いものを使うと、粒子が木肌に押し込まれ、表面が荒れてしまいます。
また、ラッカーやエナメルなどで重ね塗りをする場合は、塗装用水ぺーパーがあります。これは、表面をなめらかにするために用いる塗装下地専用の特殊なサンドペーパーで水にぬらしてから使用します。


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