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【 風呂窓の防寒/防風対策DIY 】

我が家のお風呂の窓はご覧の通りブラインドカーテンのような形状の窓です。開閉は窓枠横に付いたハンドルを回すことでできるのですが、どうも冬の(特に風の強い日などは)しっかり閉めているつもりでも風が窓から入ってきて寒い思いをすることが少なくありません。
おそらく1枚ガラスの窓と違って、きつくハンドルを回して閉めたとしても、きっちり閉まっていないんでしょうね・・この窓。
そこで今回は、外からの風をシャットアウトするために断熱(防風)処理をすることにしました。

買ってきた部材はご覧のように家の壁に打ち付ける金属金具やコンクリートネジ、それに波板パネルを打ち付ける為の特殊な釘(傘クギ)です。
波板は衝撃や熱に強い透明材料ということでポリカーボネートのものを購入。また、この波板を直接家の壁に打ち付けるこも出来ないので、窓の周りに木枠を配置するための角材を購入しています。

※波板の決断ですが、ホームセンターなどでは購入の際に特殊な専用工具(波板鋏)を貸していただけるお店もありますし、家庭であれば金ノコギリやハンドソーなどで丁寧に切断していけば美しくカットできます。
まずはじめは角材に金具をセットし、木枠を2本作ります。もちろん屋外へ木材を設置するので、設置する前に防腐塗装はしつこいくらい行なっておきます。
作った木枠を実際のお風呂の窓に(左右に)取り付けます。※この時、上下よりも横から入ってくる風をシャットアウトしたいので、木枠も左右の位置に取り付けます(窓を完全に覆ってしまって風呂の中に熱気等がこもるのを避けるためにも全方向に木枠を設置するようなことはしません)。
家の外壁への木枠の取り付けは、さすがに木ネジでは無理ですのでコンクリートネジを使って固定します。
波板には専用の「傘クギ」という釘を使って木枠へ打ち込み固定します。この釘には少しのスクリュー溝があり、打ち込んだ後は普通の釘のように簡単に抜けることがありませんので、しっかり波板を固定できます。

<傘クギの抜き方>
トントンとお構いなしに打ち付けていくと曲がったり板が波打つことがあるので、失敗した傘クギを抜く際には、あて木をしてバールで抜きとるようにします。
これで冬でも風呂場に窓から隙間風が入ることもなく、我が家の寒い風呂が改善できました。
ちなみに夏にも十分な外気を風呂に取り込めるよう、波板と窓ガラス(開いた時)の間隔を考慮して角材の大きさを決めているので、大きく窓を開けることもできます。











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