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<平板の固定開始位置の計算(作り方-3)>
横棒(角材)にフェンスとなる平たい板を固定していく前に、必ず計測しておく必要があるのは、1枚目の固定位置です。
左図中の赤枠は“作業時に使う角材(※下段にて説明)”を示していますが、柱と柱の間に、その角材と平板が何個入るかを計算し「1」の長さを求めます。
あとは柱と柱の間から「1」を引いて、2等分した数字「2」を計算すれば、最初の1枚目の平板を柱から何センチ離して固定すれば良いかがわかります。
※自作の場合この計算をしないと、どちらかの間隔(2)が偏ってしまい外構フェンスとして美しくないものになりますので、失敗DIYになりますよ。 |
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<平板の固定作業(作り方-4)>
1枚目の固定が終わったら、今度は残りの板も均等間隔になるよう木ネジで固定していきます。
均等に板を設置していく方法としては、1本の角材を都度間にはさんで板を固定していくことで、いちいち計測することなく比較的容易に均等設置することができます。
ちなみに、(木製(ウッド)フェンスの柱もそうですが)平板も直接下の外構コンクリ部分に触れないようにするため、下にも板や角材を置いてから固定作業を進めると良いでしょう。 |
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木製(ウッド)フェンスの柱にあたる少々厚手の木材は、上部を丸く切断し単調さを避けています。 外側の円はCR-ROMを置いて目印の線を引き、ジグソーで切断しました。
また、内側の穴の部分は電動ドリルに木用の刃先をつけて穴を空けただけのものです。 |
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<素人DIYっぽい目印のつけ方(作り方-5)>
平たい板が全部設置し終わったら、“曲線に”切るための目印を書きます。
この目印をつくる方法も実に簡単で、両端の柱に“クランプ”を取り付け、そこへ長めの(園芸に使う緑色の)支柱を引っ掛けて、それを曲げることで大きなカーブをつくって印をつけています・・・ ほらね、素人DIYっぽいでしょっ。
あとはその印にそってジグソーで一気に切断していきます。
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<自作木製(ウッド)フェンスの大きなカーブ>
曲線ラインをそれぞれ隣同士で下カーブと上カーブにすることで、全体的に大きな波のようなカーブにしています。
・・・さすがにこんな曲線はウッド・フェンスならではのもので、鉄格子タイプの柵では実現できませんね。 |