【 ロープで手作りDIY自作ブランコの作り方 】 |
前提条件 |
このブランコは既存のパーゴラを利用したもので、専用の柱や梁を一から制作したものではありません。ですので、その作り方の前提条件としては、「子供の体重に充分耐える丈夫な“梁”がある」環境ということになります(※庭に限定しなくとも、屋内であっても理屈は同じです) |
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<作り方-1:パーゴラにロープを固定>
子供のためにブランコを作ろうと考え、今あるパーゴラを利用することを思いつきました。 パーゴラの屋根にあたる部分の木材からロープを垂らしてブランコにしますので、設置も楽で場所も取りません。 |
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<作り方-2:腰掛用の板>
腰掛風にしても良かったのですが、パーゴラと“同化”するようにブランコの座る部分はただの厚めの板にしました。そこにL字の接合材を取り付けてからロープを結んでいます。 |
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<作り方-3:ロープを結んだだけの自作DIY>
結構太目のロープを利用していますが、結び方がイマイチわからず何重にも巻くように結んでいます。・・こんなところも素人丸出しですね。
要は「丈夫に結ぶ」ことと、「綺麗に結ぶ」ことさえ出来ていれば何の問題もないのです。 |
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木材のパーゴラだけでは、重量に耐えられるかといった点や腐食といった心配もあったので、柱に沿って鉄パイプで補強してあります。 内側に目立たないように設置し、土台もモルタルで固定していますので、ブランコ遊び時の重量だけでなくパーゴラの崩壊も防げるものと思います。 |
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<パーゴラと自作ブランコDIYの全体像>
作り方も非常に簡単な自作DIYで、あっという間に子供の遊び場の完成です。 ※邪魔にならないよう、いつでも着脱できる仕様にしています。
長女(当時4歳)も喜んで遊んでくれます。 近所の子供が遊びにきても、みんなで楽しく遊んでいるようです。 |
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<補強パイプにロープ>
補強のために設置した鉄パイプの対角の柱に、実はまったく別目的のロープを取り付けています。 |
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鉄パイプのロープにはハンモックを取り付けられるようにし、パーゴラの中でお昼ねができるようにしました。※パーゴラ一つでブランコとハンモックの二つが楽しめる仕組みです。 鉄パイプですから、木材のパーゴラと違ってかなりの重量まで大丈夫で、大人が乗ってもビクともしません。 |
ロープ・ブランコDIYを終えて |
木片をロープで吊り下げるだけで完成するブランコですので、丈夫な梁がある環境であれば、パーゴラに限らず、家の中や(極端に言えば)樹木にだって設置可能です。なので特別な作り方が存在するものでもなく、“幼い子供の喜ぶ顔が見たければ”躊躇なくロープを垂らしてみたら良いかと思います。 勿論、梁を持つ建造物がない場合には、多くの指南書にあるような木工作業での本格的ブランコ制作になるのでしょうが、せいぜい2〜3年もすれば子供も飽きてしまいますので、まずはご自分の庭の中でロープを垂らせる場所がないかを考えてみてはいかがでしょう。
我が家の場合も、上の子と下の子合わせて実質2年程度しか遊んでくれませんでしたし、簡単なDIY作業で作れた環境としては満足いくものでした。 |