【 庭デザインで考慮すること 】 |
庭の維持管理を考慮したガーデニング・デザイン |
<最初から全てデザイン通りに施工しない>
庭木もそうですが花々も全て生き物ですから、どんどん形を変えて成長していきます。植えたばかりの庭木も2年もすれば想像以上に縦にも横にも広がりますので、庭づくりのデザインは“成長”を考慮して植える位置を決めます。なので、最初から全部を決めず、徐々に増やしていく方が得策だと思います。 また、庭木を植えれば剪定や落ち葉掃除なども必要ですし、ウッドデッキを施工すれば塗装などメンテナンスが増えてきますので、ガーデニング・デザインでは「時間経過」も考慮する必要があります。 言い方を変えれば、「庭の成長」していく状況に応じて柔軟にガーデニング・デザインを変更する“勇気”も必要ということになります。 |
隣家との関係も考慮した庭ガーデニング・デザイン |
成長した木が隣家に広がってしまったり、高く生茂った木が隣家に日陰をつくるなど、近隣にも配慮してプランを立てたデザインにする必要があります。
一方で、庭の景観は自分の家にある庭木だけででなく、隣家の木や壁も含めて景観となりますので、それらを含めてバランスをとる必要があります。ガーデニング・デザインでは自宅の庭と、その背後に広がる景色を総合的に取り入れ、積極的にそれらを利用することを考えられればベストなのです。 住宅街などは、隣の家と軒を接するように建て込んでいます。こうした場合には、当然、庭のスペースも広くとれません。そこで、隣家に大きな樹木が植えられていた場合、それを自分の庭の一部ととらえてレイアウトを考える、という方法があります。そうすれば、自分の家の庭の樹木を少なくすることができ、庭に奥行きを出すことができます。 |
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<ガーデニング・デザインに合わせたDIY資材を選ぶ>
ガーデニング・デザインで失敗するのは「作っている時」だけでなく「作った後の維持」の段階が多くなります。植物は何年もかけて横に/縦に広がり、剪定などメンテナンスが欠かせませんし、常緑樹と針葉樹とでは季節によって景観も変れば落ち葉の掃除など庭仕事の量も変ります。資材類はデザインや色合いだけでなく耐久性を考えて購入します。 |