TOP PAGEDIY TOP>初心者ガーデニング:芝生植え方張り方






【 庭に芝生を張る/植え方 】

芝生を張る季節ですが、春から初夏にかけてホームセンターに芝の苗が多数出回りはじめますので、その頃が適期ということはお分かりいただけるでしょう。

もちろん芝の種を蒔いてはじめから育ててもいいのですが、一般に販売されているマット状になった苗を全面に張っていく植え方の方が、特に初心者には簡単で仕上がりも綺麗・早く完成するのでおすすめです。


芝張りの適期は、コウライシバなどの日本芝の場合は3月〜5月、次に6月、そして、9月後半〜10月です。

※西洋芝は、ちょっと違っていて秋に種蒔きをします。



庭に芝生を張る前には、その場所(床土)をしっかりつくっておかないと、いくら良い芝生でも枯れてしまいます。


普通の庭地として整地されているところなら必要ありませんが、造成地などでまだ荒れたままの場合、芝はりの前に土台づくりから始めます。

掘り返したとき、赤土が出てくるような場合(酸性土質)は、石灰分を混ぜて土を中和させ、また砂地には粘質土を加えてやります。


踏みならしは、土を盛り上げてからすぐにせず、数日間放置したあとでやります。これも、凹みが残らないよう全体を十分平らにし、芝をはったあと降雨などで水溜りができないようにします。


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植え方手順その1 <芝生の植え方/張り方:手順-1>

30p程度庭を掘り返し、雑草の根・石などを綺麗に取り除いてください。

※こうして掘り起こした際には、保水、保肥、通気性のよい土かどうかを調べ、必要に応じて腐葉土などを混ぜ土壌改良すると良いでしょう。
植え方手順その2 <芝生の植え方/張り方:手順-2>

掘り起こしてデコボコになった庭を丁寧に整地をした後、マット状になった苗を全面に張ってください。

※整地には大きな木片があれば、それを使い可能な限り平面状態にします。また、その際に“水平器”があれば「水はけ」を考慮し、排水の方向へ若干の勾配をつけてやればベストです(※せっかく芝をはっても、水はけが悪いため、雨があがって二、三日してもまだ芝がジクジクしているようではなんにもなりませんし、根ぐされの原因にもなります。

よほど水はけの悪い庭の場合は、基礎づくりのように地下に砂利の層をつくりますが、普通の庭では、地面にわずかな勾配をつけて排水溝に雨水を導くようにし、さらに地面の凹凸をなくしておきます。)。


芝生を並べる際には、隙間なく並べると早く芝庭が完成しますし、隙間をあけて並べれば時間がそれだけかかることになります。また、端の形などは自由に庭の形に合わせて切り込んでも問題ありません。

芝は、置いていくだけではなく、位置を確認したら、板で叩くなどして表土と根がよく密着するようにします。
何度もはがしたり置いたりすると根を傷めることになりますから、位置決めは慎重にしてください。
植え方手順その3

<芝生の植え方/張り方:手順-3>

目土をかける
※芝生は、生育旺盛になると根が生長していきます。そうすると根茎の節から不定芽や不定根をどんどん出して繁殖していきます。

そこで、上から適量な土をかけて、根を保護し、伸長を促すのが「目土」です。

※さらに、目土作業を行なうことにより、土地の凹凸を無くすこともできるので、、目土作業は非常に重要となります。

※コウライシバなど、日本芝の目土の適期は、6〜7月、もしくは3月です。
作業の後は、芝がしっかり根づくまで踏み込まないようにします。だいたい1一ヶ月程度かかります。



【 芝を張る方法:一般型と節約型 】

芝は、ふつう、37〜38px15pに切られたものと、37〜38p×30pに切られたものが販売されています。
それそれ約18枚、9枚で1束になっていて、2束で3.3u(1坪)の広さが張れるようになっています。
しかし、これは、一般的な「目地張り」と呼ばれる張り方をした場合の計算です。

芝を並べるときに、3〜5pのすき間をあけるやり方が目地張り。そのほかに、「べた張り」と「市松張り」と呼ばれる張り方があります。
べた張りは、すき問なく張るやり方で、すぐに芝庭が完成します。ただし、匍匐茎が伸びていく余地がないため、寿命が短くなるという欠点もあります。
これに対し、市松張りは市松模様に張っていくものです。完成するまで(すき間が埋まるまで)1年以上かかりますが、芝の量は大幅に節約できます。どの方法がよいかは一概にはいえませんが、急いで芝庭を完成させたければべた張り、費用を節約したければ市松張りを採用し、それ以外は一般的な[地張りが適当です。

芝を購入するときには、必要な量よりも少し多めにします。束ねてあるために中が蒸れて黄変しているものがあるかもしれませんし、束をばらしたときに崩れてしまうものもあるからです。

芝の購入時には、目土を一緒に求めておきます。目土は細かい土で、芝を張ったのち、芝の育成のために上からかけるときに必要となります。手人れのときにも使いますから、多めに購人しておいてもよいでしょう。












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