【 自作池DIYの設計図(構図)解説による簡単作り方参考例 】 |
簡単池の構図 |
私が自作DIYした庭の小さな池ですが、その作り方は誰もが簡単に造れるものですので、その構造を解説し作り方を紹介します。
池本体には市販の成型池でも構いませんが、私の場合にはホームセンターで購入したポリ容器(DIY工具入れ)を使用しています。 他にも代表的な池の素材としてはトロ舟や洋服ケースなどが挙げられます(※洋服ケースは耐久性が無い為おススメしませんが。) |
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<池と設置場所との部分> |
レンガの周囲 |
池とするポリ容器やトロ舟の大きさを決めてから、(設置した時に)その周囲をレンガで覆って隠すという設計にしています。
またこの時にポリ容器が破損した場合にスグに取り替えることが可能なようにと、ポリ容器とレンガの間に少し隙間が出来るくらい(交換作業ができるくらい)空けています。 |
池とレンガの隙間 |
入れ替え等々が可能なように隙間を空けていますが、そこには少し色の付いた砂利(少し大粒の砂利)をそこへ入れて、池の周囲を装飾しています。
また、ポリ容器やトロ舟の場合にはそのまま埋め込んで設置すると、容器の周囲が逆に目立ちプラスチックであることが容易に判断できるため、ここでは「レンガ風の発泡スチロール」をサイズに合わせてカットし、パテなどで容器の周囲に固定しています。 |
水中ポンプの設置 |
水中ポンプの設置については、決して底につけることなく、レンガを一段置いたその上にポンプも設置しています。 こうしないと池には日々いろいろなゴミやホコリ、それに藻なども発生しそれらが底に沈殿しているので、水中ポンプがすぐに目詰まりしてしまうためです。 |
<立水栓から池までの落下部分> |
立水栓の配置 |
池の水を循環させ、水に酸素を取り入れ「水を健康な状態に保つ」ため、水中ポンプでくみ上げ、立水栓から池へ水を落とす・・といった循環させる仕組みとしています。 |
中間に植木鉢の配置 |
立水栓はどうしても池の周囲に設置することになりますので、そこから落ちる水が必ず池の中に注ぎ込まれるという保証がありません。特に強風の日など池の水がどんどん外へ流れていくことも多いので、ここではその対策として中間に植木鉢を設置し、”風が吹いても必ず植木鉢で水を受ける"ようにしています。 また、植木鉢には中真に穴があるため、そこから池へ流れていく水はおのずと池の中央へ中央へと落ちていくこととなるのです。 |
植木鉢の中の網 |
中心の穴からしか水の落ちない植木鉢では、そこへ枯葉が一枚落ちただけでも穴を塞いでしまいます。そうすると水は植木鉢の上部から四方へ溢れ出てしまい、結局は池が枯れてしまうのです。そのような経験から、ホームセンターで売っている"麺などの水切りザル”の取っ手を外し、逆さま(出っ張りが上)の状態で植木鉢の中に入れてあります。こうすることで枯葉が落ちてきても穴が塞がれず、スムーズな水の流れが確保できています。 |