TOP PAGEDIY TOP>水の流れる音を1(小さな池の作り方:DIY)(5)







【 水中ポンプと庭池 】

いざ購入しようと思って通販などのWebページを眺めていても、今ひとつ分かりにくいのが水中ポンプの様々な仕様です。
自宅の庭の池の大きさにピッタリ適したポンプは?実際にはどうやって使ったいい?などなど、使い方も考慮して選定段階から悩んでしまいますので、幾つかのポイントを解説してみます。
最大流量と最高揚程 水中ポンプを購入する際に目安となるのが、最大流量と最高揚程です。
「最大流量」は一定時間の中で何リットルの水を排水できるかの単位で、「最高揚程」は水を上に上げることの出来る高さのことです。つまり、水の出口となる「ホースをどこの高さまで持ち上げることができるか」といった目安になるものです。
自作するの大きさに合わせて、ある程度サイズを選択して購入されるようお勧めします。
池底からの距離

水中ポンプ
庭など屋外に設置する水中ポンプは底に沈めてしまうと、泥など汚れを吸い込んで目詰まりします。ですので、我が家の池でもポンプの下にはレンガを敷いて設置しています。
池底から20cmくらい離して設置するのが理想的ですが、水枯れした際に本体が水から出てしまうとオーバーヒートしますのでご注意ください。
寿命は意外と短い 一般的な水中ポンプの寿命は2〜3年と、やや短い耐久年数しかありません。そういう意味では「ひとつの消耗品」として捉えるくらいのものですが、金魚や鯉など池で飼っている場合には、故障時にスグ入れ替えできるように予備を購入しておくと良いかと思います。
水はあまり入れ替えない 実は池の中にはバクテリアがいて、自然浄化してくれています。ですので、あまり頻繁に水を入れ替えると意味がありません。
水中ポンプを使っていれば水質は悪くならないので、水や泥などきれいに除去しない方が良いでしょう。
冬季の水中ポンプ 池の表面に氷が張る程度なら、水中ポンプは沈めたままで構いません。ただし、底まで凍りついてしまう厳寒地の庭の場合には、取り出しておく必要があります。

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【 その他関連の参考先リンク 】

花の山旅 防水シートを使ったビオトープ池の作り方が順番に丁寧に記載されています。
青山ガーデン こちらもライナーシートを使ったプロの池の作り方を解説してありますが、大きな池も沢山紹介してあります。
園芸ネット 成型池を使ったビオトープガーデンの作り方が分かりやすく掲載されています。
花と緑の図鑑&庭づくり ミニビオトープの作り方を分かりやすく解説されています。












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