【 ガーデニングDIY実践:レンガDIYに使う工具 】 |
ガーデニングをはじめると必ずと言ってよいほどレンガを使ってDIYで花壇やステップを造りたくなるでしょう。でも、実際に作業をはじめようと思っても、道具が無かったり、何を揃えればいいか分からなかったり・・と、初心者には意外と“最初の一歩”が踏み出せないもののようです。 基本的にはレンガさえあれば並べ置きするだけでも立派なガーデニング装飾が出来ますし、頑丈に固定したい時にはじめてモルタルで積んでいけば良いのです。沢山のDIY作品を造る予定がないなら、ほとんどの工具は“家庭用品で代用”できるものと思いますので購入の必要はありません。 |
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<素人DIYでも絶対に必要なコテ>
実はコテそのものは代用がきくものも多く、簡単なDIY作品であればそれほ多くの種類は必要ありません。ましてやレンガ敷きにはモルタルを使わない場合も多く購入することもありません。ただ、レンガを積む時に“美しく仕上げる”ため必需品となるのは“目地コテ”です。これは流石に代用品も無いので、目地を綺麗に整えるためには購入されると良いでしょう。 |
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<安価なもので構わない水平器>
DIY作業の必需品と言えば、庭に限らず屋内DIYでも役立つ“水平器”ということになります。また、レンガ作業にはこの水平器とゴムの付いたトンカチといった2つの工具があれば、微調整も可能で仕上がりが格段にアップします。 ただし、大小の水平器を購入する必要はなく、広い面の水平を測る必要がある時などは、長めの真っ直ぐな木材や金属棒に水平器を固定してしまえば、充分広範囲でも使える水平器になってくれます。 |
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レンガDIYでも、それほど多くの作品を造らないのであれば「タガネ」を購入し、金槌でレンガを加工する(割る)だけで充分です。勿論、割れた部分はデコボコの表面になりますが、モルタルで埋めることになるので目立つことはありません。 ただし、大きな作品や数多くの作品を造る予定があるのなら、タガネでの加工作業はかなり重労働になるので、下段の電動工具を購入されることをお勧めします。 |
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レンガ加工には素人DIYであってもディスクグラインダーを購入される方が良いでしょう。価格も2000円台からホームセンターで売っていますし、カッター部分をレンガ用のものに変えても(買い足しても)3000円程度で購入できると思います。 この電動工具は高速で回転しレンガを切断できますが、音もさることながら粉塵が目に飛び込んできますので、あわせてゴーグルも購入した方が良いです。ゴーグル自体もホームセンターに行けば300円前後で手に入れることができます。 |
その他のDIY工具 ・レンガ作業道具 |
その他にも“必需品”といえるモノが幾つかあります。
・スポンジ 素人DIYのレンガ作品で失敗するのが、完成した作品が後で白っぽく汚れてしまうことです。作業中もこまめにモルタルの汚れを拭き取る必要があり、水で濡らしたスポンジを固く絞って使ったり、タワシでこすり落とすなど注意深く作業するようにしましょう。
・トロ舟(ポリ容器で代用しても可) ・水糸(庭の広範囲で水平を測る場合) ・・勿論、全て揃える必要もなく、身近なもので代用できれば素人DIYには充分なのです。庭の大きさや作品数を考慮し無駄な投資をしないようにしましょうね。 |
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代表的な自作道具:コテ板の簡単な作り方です。
(1)一辺30〜35cm程度の合板、またはベニヤを1枚用意します。
(2)適当な長さに切断した角材を合板に打ち付けます。
(3)斜めに切断した角材を打ちつけ「取っ手」にします。このときに手で握る部分をヤスリがけしておかないと使用しにくいので、ちゃんと磨いておけば手作りコテ板の完成となります。 |