【 ガーデニングDIY実践:コンクリートブロックの積み方 】 |
正確な位置あわせが必要なコンクリートブロック積み |
レンガのようにある程度ラフに積んだ方が味が出る素材と違い、コンクリートブロックは、規格寸法がはっきりしているため「正確に位置を合わせて積んでいかないと見た目に悪い」完成度となります。 そうは言ってもモルタルとの接着性、加工の手軽さなどの点から、コツさえつかめば初心者の方でも施工のしやすい材料ともいえます。また、コンクリートブロックは、それ自身を積みあげて門柱、塀、花壇などをつくるだけではなく、レンガ、タイルばりなどの土台としても多用されます。 |
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<コンクリートブロックの積み方-手順1>
まずはコンクリートブロックを積む土台部分を掘ります。基礎となる砕石の厚さを5cm、基礎コンクリート(※捨てコン)を10cm、合計15cmはみておきます。 |
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<コンクリートブロックの積み方-手順2>
捨てコンは地面の高さより、やや高めに打ち、表面を平らに仕上げておきます。 |
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<コンクリートブロックの積み方-手順3>
水平を取るために柱(※遣形といいます)を立て、水糸を張れるよう「同じ高さの位置」にそれぞれ印を付けておきます。※水平は普通は水盛管という道具で取りますが、無いときはバケツと透明ホースで代用できます。
そうして、水盛りのレベルを基準にして一段目のブロックの高さを決め、水糸を張ります。このとき水糸はブロックの角に合わせておくのがコツです。 |
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<コンクリートブロックの積み方-手順4>
鉄筋を入れてコンクリートブロックを積み上げていきますが、その際に水糸は段ごとに合わせて張り替えます。 ※3段程度積むごとに、「下げ振り」で垂直を見ておくと良いでしょう。
このようにコンクリートブロックを美しく積むには、水平と垂直を小まめにチェックし作業を進めましょう。 |