TOP PAGEDIY TOP>ガーデニング:コンクリート・ブロックの積み方(3)





【 ガーデニングDIY実践:コンクリートブロックの積み方 】

正確な位置あわせが必要なコンクリートブロック積み レンガのようにある程度ラフに積んだ方が味が出る素材と違い、コンクリートブロックは、規格寸法がはっきりしているため「正確に位置を合わせて積んでいかないと見た目に悪い」完成度となります。
そうは言ってもモルタルとの接着性、加工の手軽さなどの点から、コツさえつかめば初心者の方でも施工のしやすい材料ともいえます。また、コンクリートブロックは、それ自身を積みあげて門柱、塀、花壇などをつくるだけではなく、レンガ、タイルばりなどの土台としても多用されます。
庭づくりDIY実践:基礎固め <コンクリートブロックの積み方-手順1>

まずはコンクリートブロックを積む土台部分を掘ります。基礎となる砕石の厚さを5cm、基礎コンクリート(※捨てコン)を10cm、合計15cmはみておきます。
庭づくりDIY実践:捨てコン <コンクリートブロックの積み方-手順2>

捨てコンは地面の高さより、やや高めに打ち、表面を平らに仕上げておきます。
庭づくりDIY実践:水糸をひく <コンクリートブロックの積み方-手順3>

水平を取るために柱(※遣形といいます)を立て、水糸を張れるよう「同じ高さの位置」にそれぞれ印を付けておきます。※水平は普通は水盛管という道具で取りますが、無いときはバケツと透明ホースで代用できます。

そうして、水盛りのレベルを基準にして一段目のブロックの高さを決め、水糸を張ります。このとき水糸はブロックの角に合わせておくのがコツです。
庭づくりDIY実践:水糸に合わせて積む <コンクリートブロックの積み方-手順4>

鉄筋を入れてコンクリートブロックを積み上げていきますが、その際に水糸は段ごとに合わせて張り替えます。
※3段程度積むごとに、「下げ振り」で垂直を見ておくと良いでしょう。


このようにコンクリートブロックを美しく積むには、水平と垂直を小まめにチェックし作業を進めましょう。

モルタルの作り方

セメントに砂と水を混ぜたものがモルタル、そのモルタルに砂利を混ぜるとコンクリートと呼ばれます。ガーデニングDIYでコンクリートを使うとしたらアプローチなどの下地でしょうが、一般的な庭の作品ではモルタルを多用する形になります。
勿論、それぞれの配分を考えてモルタルを作っても良いのですが、素人DIYには市販のモルタル(水を入れるだけでOKなもの)の方が、分量的にも小分けされて販売されているので使いやすいはずです。

一応、下段にそれぞれの配合比を記しておきますので参考にしてください。
コンクリート セメント(1)+砂(3)+砂利(6)
モルタル セメント(1)+砂(3)
目地モルタル セメント(1)+砂(2)
セメントペースト セメント(1)











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