TOP PAGEDIY TOP>花壇の手入れ補修DIY(1)







【 花壇のリニューアル/直し方 】

多くの場合、庭の中心となるのは花壇です。造る前にはいろいろと研究し計画して造りますが、その後はいつも同じで少し飽きてきたり、失敗していたり、うまく花が咲かない花壇になっていたりします。
そのような場合のリニュール方法をここでは紹介してみます。
草花は適切に管理しないと育たない 花増をつくったのはいいのだけれど、草花を植えてもうまく育ってくれない、という悩みを抱える人は多いものです。
その原因の大半は、管理のまずさにあるといってよいでしょう。
また土の問題も重要です。

管理の不手際は、大きく分けると2種類あります。一つは草花そのものの管理のやり方です。
適期に種をまいたり、苗を植えつけたりしているのかどうかを、まず確認してください。

最近は、草花苗の出回る時期がどんどん早まっています。一般的には、苗が出回り始めたら、もう植えつけの適期だと判断してよいのですから、できるだけ早く求めて植えつければ、それだけ失敗は少なくなるものです。
というのは、遅くなるにつれて苗の品質も落ちてくると考えられるからです。売れ残った苗を植えつけるのはあまり好ましくはありません。
また、植えつけたら植えっ放しというケースもよく見られるものです。
花壇の場合は、コンテナ栽培ほどではありませんが、晴天が続くようなときは水が不足します。適切な水やりが不可欠です。

それと、肥料の問題もあります。
苗を購入したときには、土に肥料が施されていますから、しばらくは生育も進みます。
その後、肥効が薄れるに従って追肥が必要です。
特に春に植えつけたものなどは、暖かくなるにつれて生育も旺盛になりますから、追肥を適切に行なう必要があるのです。
日当たりなどの条件を再確認する 次に考えられる理由が、花壇の場所の問題です。

多くの場合は、花壇には陽当たりが欠かせません。
少なくとも半日は陽の当たる場所に花壇があるかどうか確認してください。
もし、それだけの陽当たりが確保できないのならば、草花もなかなか育ってはくれません。
そういう場合には、半日陰や目陰に強い植物を選ぶ必要があります。

また、案外見過ごされやすいのですが、風の問題もあります。
しょっちゅう強風にさらされているようでは、草花の生育は思わしくありません。
そういうケースでは、風除けの工夫が必要となります。
その反対に、風通しがなさすぎても、植物には、生育を阻害する悪条件の一つとなります。
風を起こすことは不可能ですから、そういう場合は、株間をあけてやったり、余分な枝や葉を落として、少しでも風の通りをよくしてやるようにします。
土づくりをはじめからやり直してみる なおもまだ生育が思わしくない場合には、花壇の土に問題があることを考えます。
とりわけ、造成された土地に家が建てられ、庭をそこへつくったときなどによくあるケースです。

造成地の土は、有機質の豊富な表土ではなく、地下を深く掘り起こした土で覆われていることが多くあります。こうした土は、よほどしっかりと土づくりをしないと植物が育ちません。

また、土の酸度が極端に酸性に傾いているということも問題となります。
このような場合には、思いきって、花壇の部分だけでも土を入れ替えてしまうことをお勧めします。

少なくとも30p以上は掘り起こし、市販されている黒土と入れ替えます。
草花を植えるときには、さらに有機質の腐葉土や堆肥をたっぷりと入れて改良し、必要な肥料も施します。

酸度調整には、消石灰か苦土石灰を施します。
腐葉土か堆肥は、1uあたりにバケツー杯が標準。
石灰は、1uあたり100gを目安とします。
また、元肥としてはじっくりと長く効く有機質のものが好ましく、油かすなどを1uあたり3握りほど施します。

水はけの悪い土地では60p掘り下げ、下30pに赤玉土(大粒)など水はけのよい土を入れることが必要です。














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