【 マリブライトDIY設置の設計図/構図 】 |
マリブライト+枕木の設計図(構図) |
12Vと非常に低い電圧で灯るマリブライトはとても安全で、しかもコネクタ接続という設置の簡素化も図られたものです。 ネットではいくつか素敵なタイプのものが販売されていますが、ただどれも小さめで”足元を照らす”程度の高さのものが殆どのようです。そこで、今回は枕木を柱にして、そこへお気に入りのマリブライト(電球部分のみを分解して取り出したもの)を取り付け、自分だけの電灯づくりDIYに挑戦してみました。 |
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<地面と枕木の部分> |
枕木の倒れない立て方 |
枕木はそのまま土に埋めても(背の低い枕木は除き、ある程度の高さをもつ枕木であれば)倒れてしまう危険性があります。 よくフェンスとして枕木を立てておられるお宅を拝見しますが、とくにアレなどは倒れないよう基礎部分をしっかり作ってあるはずです。※複数の枕木を立てる場合には、お互いクイを打ち込んで、しっかり固定してあります。
今回は1本を単独で立てるため、@40cm程度の穴を掘って、A枕木には鉄筋を縦横に差込み、B周囲をモルタルで固めて、しっかりと固定しています。 |
枕木を土に触れさせない |
防腐・防虫材が染み込ませててある枕木と言えども、長年の間風雨にさらされ湿った土の中に置かれては腐ったり崩壊しない訳がありません。 そこで今回は、なるべく土に直に触れないよう、基礎部分をすっぽりと覆い隠すまでにモルタルを流し込んであります。 |
枕木の塗装 |
一般的な枕木は黒か濃い茶色に着色されておりますが、それほど暗いイメージはなく逆にレトロ感も漂ってくる素敵な素材です。 では、なぜわざわざ塗料で塗り直したかというと・・・、一つには防腐効果をを上げる為で、雨などが染み込まない皮膜を作るのが目的です。 もう一つは、「購入した状態でそのまま立てて設置してしまうと、触っただけでかなり汚れる」からなのです。枕木は表面も中も黒い成分やホコリなどが染み込んでいて、色の薄い洋服などを着て触れてしまえば残念なくらいにたちまち汚れてしまうのです。 |
<マリブライトの吊り下げ部分> |
枕木に木片で電球の傘をつくる |
初めはブラケットを固定してそこへ吊り下げ型の電球を設置しようかと考えました。 ただ、そうするとどうしても解決できないのが、配線ケーブルの処理で、ブラケット内を醜く通す必要があるので、ブラケットを諦めたのでした。
傘になる木片は近くのホームセンターでWわざと形の整っていない木材の切れ端”を購入して、接合金具でしっかりと枕木に固定してあります。 ※枕木に別の木材を接合するなら、綺麗な角材/板材よりは流木のような不揃いのモノの方が逆にお洒落な雰囲気になろうかと思います。
こうして、傘の下に裏へ抜ける穴をドリルで開け、マリブライト電球の配線を目立たず裏へ流しているのです。 |
<配線とマリブライトのコネクタ部分> |
実際の配線作業 |
あまり気を使う必要のないマリブライトの設置ですが、大きくは次の2点を守って設置をします。 @ライトのワット数の合計がトランスの能力を超えないようにする Aトランスと最初のマリブライトは必ず5m以上離して設置する
実際には配線が決まったらトランスの一番遠い位置にあるライトを接続し、次にその一つ手前のライト・・の順で接続していき、余ったケーブルをトランス側で束ねておくのがベストなやり方です。
配線ケーブルとそれぞれのマリブライトは専用のコネクタで接続していきますが、配線ケーブルを挟み込むようにコネクタを閉じる際には「ちゃんと噛み合せたコネクタの金属片が、配線ケーブルの中の電線に届いているか」を注意深く確認しながら設置していきます。見た目にはキチンと噛み合わさったように見えても、電球が灯らないなんてケースは多々あるようで、殆どがこの噛み合わせの“甘さ”が原因となっているようです。 ※私などは指で力いっぱい押し込んでも限界があるので、最後はトンカチで軽く幾度か叩きながらコネクタの金属片を配線ケーブルへしっかり喰い込ませてやりました。 |